「成功するかどうかは結局、自分のやる気が決めるんだな」
そんなことを感じています。
何か目標があって取り組んでいると、どうしても障壁や困難に出会います。
そして、ともすると「これは時間がかかるから」とか「これは自分の苦手なことだから」と理由をつけて、目を背けてしまいがちです。
ですが、色んな人たちの様子を見ていると、成功する人というのは障壁や困難にきちんと向き合うんですよね。
逆に、失敗する人というのは、障壁や困難から逃げてしまいます。
「時間がかかる」「苦しい」「自分には向いてない」などなどと“言い訳”して進むことを辞めるのです。
あ。でも、これは自分自身もそうです。
今までの人生を振り返ると、数々の失敗は、自分で勝手な“言い訳”をしたせいです。
だから、物事の失敗や挫折の原因って、全て自分にあるんですよね。
というか、本当にやりたいことや達成したいことなら、苦手とか困難とか関係なくぶち当たっていきます。
むしろ、苦手なことや困難を乗り越えることを喜びに変えて、進んでいくものなのです。
「ITが苦手」を乗り越えた感動
ブログへのご来訪ありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです(^^) 自然農法の田んぼをしながら、インターネット関連の仕事をしています。
最近、感動したことがありました。
以前ホームページ作成をお手伝いした方と久しぶりに連絡を取り合ったのですが、その方がホームページを使いこなしていらっしゃったのです!
もともとは「ITが苦手」ということで、使い方を覚えるのに四苦八苦されていました。
(あ。僕のHP作成の方針として「作って終わり」にしたくなく、使い方のレクチャーまでさせていただいています。ご自身である程度使い方を知っていないと、継続できないですからね。それに困った時にいちいち人に聞いていたら、時間もお金もかかってしまいます)
ですが、数ヶ月経った今、ホームページの様子を拝見したり、メッセージで会話させていただくと、コツコツと記事を更新されて、ご自身の良い形に改修されていたんです。
「わあ! ITが苦手でいらっしゃったのに、たった数ヶ月でここまで使いこなしてらっしゃるとは!!」
と、僕はすごく感動したのでした。
「○○が苦手」は実は関係ない
で。その出来事で思ったんですよね。
- そうかー。本当に本気なら、「○○が苦手」とかは関係ないんだー
- 本当にやりたいのなら、苦手なことなんで乗り越えちゃうんだなぁ
- 結局、物事を達成できるかどうかって、自分のやる気しだいなんだ
……と。
そのホームページの方は、もともと世の中に伝えたいテーマや想いをお持ちで、その“伝える手段”の一つとしてホームページ作成をされました。
つまり、『やる気』が本当に強かったわけです。
ですから、たとえ「インターネットが苦手」であっても、そこに屈することなく、
- 自分はこれを世の中に伝えるんだ!
- こんなことを世界中に向けて表現したいんだ!
という熱い想いで、苦手を乗り越えてこられたのです。
『やる気』があるかどうか
あ。でも、ご本人に直接お聞きしたわけではないので、僕の想像です(^^;;
けど、自分の経験と照らし合わせても、すごく腑に落ちるんですよね。
僕は現在37才ですが、今まで色んな失敗をしてきました。
- 大学時代に声優を目指したけど、叶えられずに失敗したり
- そのために就職活動を怠り、就職にも失敗したり
- 「小説家になりたい」と思って小説を書くバイトをしたけど、仕事になるところまではいかなかったり
- 「不動産関連の仕事をしよう!」と思って資格は取ったものの、実際に会社に入って働くと大変なことばかりだったので退職したり
- そこから「自然に優しい農業をしよう!」と思って、実家の田んぼと畑で自然農法を始めるも、なかなか上手くいかなかったり
- 特に野菜は失敗続きで、「自分は野菜が苦手だ」と栽培から逃げてしまったり
ということを繰り返して来ました。
そして、これらの全てが
- 自分の苦手なことにぶち当たった、とか
- 思っていたよりも大変だった、とか
- 苦しいことや悲しいことがあった、とか
そういった理由だったんです。
でも、これって、本当に自分がやりたいことで「どうしても達成したい!」と思っているなら、突き進んでいくはずなんですよね。
けれど、当時の僕は、目の前に現れた壁を壊そうとも乗り越えようともせず、目を背けました。
というか、逃げ出しました。
そう。これらの失敗は結局、「自分にやる気がなかったこと」が原因なのです。
知識やノウハウが原因ではない
これまた少し話が変わってしまいますが、僕はホームページやブログの運営サポートもさせていただいています。また、以前はインターネットを活用したビジネスのコンサルティングもさせていただいていました。
要するに、クライアントさんが目標へ向かって行動するお手伝いをするわけですね。
ですが、そういった場合、どれだけ知識やノウハウをお伝えしても、無駄になってしまうことが多かったのです(^^;;
- ブログを書くときは、こんな風にすると良いですよ
- 人に読んでもらえるには、こんなテクニックがあります
- インターネットで収益を生むには、こんな方法があります
- こんなステップを踏んでいけば、お金をもらえるでしょう
といったことを、沢山お伝えします。
それらは僕が他のところで学んだり、実際に成功されている人から直接聞いたり、あるいは僕自身が実践して実際に成果が出たものです。
だから、知識やノウハウが間違っているということは無いはずなのです。
ですが、一生懸命にお伝えしても、一定割合の方は行動できずに止まってしまいます。
中には「○○が苦手なので」「今は時間が無いので」といった理由を伝えてくださるケースもあります。
「そんなの、ぜんぶテメーの勝手な言い訳じゃねーか!!」
と心の中で激しく突っ込むのですが、
「あー、なるほどね。結局のところ、やる気が無いんだね?」
「ご自身の中で『本当にやりたい!』という気持ちが起こってないんだね」
と思うようになりました。
そうなんです。「うまく行動できない」「○○が苦手」というケースは、結局は知識やノウハウが足りないのではなく、自分自身の中の“やる気”が足りないだけなのです。
というか、本当に“やる気”がある方は、こちらが知識やノウハウを提供しなくても、自分で情報を調べてどんどん進みますからね。
本人の『やる気』が全て
ですので、まとめると……
自分で行動を起こすにしても、誰かの行動をサポートするにしても、
本人のやる気が起きる状態を整えること
が非常に重要なのです。
ただ、これは非常に難しくて、今の自分では明確なコツや方法が見つかっていません(^^;; いわゆる『やる気スイッチ』の入れ方は、ひとりひとり違うので……。
“待つ”という方法
ですが、一つ確かなことがあって、
やる気が起こるようにするポイントは“待つこと”
だと思っています。
やはり人にはタイミングというものがあって、本当にやりたいことであっても時期がズレると動けなかったりします。
それに、ご家族とかお仕事とか周りの色々な状況によって、“やる気”を削がれることも多々あります。
だから、そういったタイミングや環境が整うのを“待つ”ことが非常に重要なのです。
これは自分自身に対してもだし、他の人をお手伝いするときもそうです。
先ほどのように色々な言い訳をするケースであっても、
- きっとまだタイミングが来てないんだろうな
- もしかしたら周囲の環境が悪いのかもしれないな
と考えて、まずは“待つ”ことが有効な対策と言えるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
目標を達成できない原因は、「苦手なことがあったから」とか「自分には向いてないから」とか「知識やノウハウが足りないから」と思われがちですが、実はそうではないことをお伝えできれば幸いです。
もう一度ポイントを整理すると……
- 何かを達成したい場合、苦手なことや困難なことが起こっても、“やる気”があれば乗り越えられる
- むしろ、本気の“やる気”であれば、その苦手や困難に向き合うことは喜びになる
- 多くの場合、何かに失敗する原因は、外的な要因ではなく「自分にやる気がない」という内的な要因
- これは自分だけでなく、他の人の行動をサポートする場合も同じ
- だから、自分でも他人でも成功へ向かわせたいのであれば、本人が「やる気になる」状態を整えることが大事
- その一つの策は、“待つ”こと
となります。
「結局は自分のやる気しだい」
これを強くお伝えできたらと思います!
少しでもご参考になれば嬉しいです(^-^) ここまでお読みいただき、ありがとうございました!