「妻はお姫様だ」と思っています。
だから、できる限りのことをしたいです。
そして、こんな風に「妻はお姫様」と考えることで、実は男の方も幸せになれるのです。
妻は僕の“お姫様”です
ブログをご覧いただきありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです(^^)
大阪の郊外で自然栽培のお米づくりとネット関連の仕事をしているのですが、現在はお米の販売シーズン。忙しい日々が続いておりました。
そのためか、今日は激しく寝坊してしまいました。
不覚です……orz
しかも、さらに不覚なことに、妻が洗濯と掃除をしてくれました。いつもなら、洗濯と掃除は僕が毎朝やっているのですが、起きられない僕に代わって、妻が頑張ってくれたのです。
これは本当に不覚です……。
なぜならば、僕にとって妻は“お姫様”だから。
口には出しません
本来は自分がやるべき家事を“姫君”にさせてしまったとあっては、本当に申し訳なく、男子として失格……そんな風にも感じます。
とはいえ、「君はお姫様だよ」なんてことは妻には言いません。自分の心の中に秘めているだけです(と言いながら、こうやってブログに書いちゃってますが(^^;)。
なので、今日も「姫様、申し訳ありません!」とは言わず、シンプルに「ありがとう!」と言いました。
けれど、自分の中では、「姫君にさせてしまった」と考えていますし、めちゃくちゃ申し訳ないのです。何より、自分が情けないのです……。
「妻はお姫様」だと男性も家庭も幸せ!
「嫁さんが“お姫さま”だって?」
「何を言っているんだ?」
「そんな貧弱なことを言っていてはいけない」
「男の方が家庭をリードしていくべきだろう!」
というお声があるかもしれません。もしかしたら、「そんな姿勢でいたら、家族全体がダメになる」と思われる場合もあるかもしれません。
ですが実は、「妻をお姫様」と考える方が、男性自身にとっても、家族全体にとっても良いことが多くなるのです。
「妻はお姫様」設定のメリット
そこで、妻をお姫様だと考えることで得られるメリットを列挙すると……
- 夫自身が成長できる
- 妻がやってくれる家事や仕事に感謝できる
- 何より、妻の笑顔を見られて幸せ
という3つです。
次から、一つずつ説明していきますね。
1.夫自身が成長できる
「妻をお姫様として考える」ということは、裏返せば、「夫はそれに仕える存在になる」ということです。
あ。でも、“仕える”という言葉は良くないかもしれません。「それって、妻の奴隷とか手下ってことなのかよ?」というネガティブイメージが湧く可能性があるので。
ですが、僕がお伝えしたいのは、“騎士(ナイト)”とか“武士”とか“サムライ”とか“勇者”として、お姫様にお仕えするイメージです。
物語やゲームで「勇者がお姫様を助け出しに行く!」というのがありますよね? あれって、勇者と姫の間に上下関係はありません。あくまでも対等な関係です。
でも、お互いに敬意を払っており、特に勇者側はお姫様を大切に扱います。
そんな感じの関係性なのです。
男は姫を守る勇者たれ
で。そんな風に「勇者とお姫様」として夫婦関係を捉えると、どうなるか? 必然的に勇者は成長が必要になります。
- お姫様をもっと確実に守れるように
- お姫様にもっと喜んでもらえるように
- お姫様をもっと支えられるように
レベルアップすることが求められるのです。
いえ。「求められる」というのは違いますね。
自分自身で“成長”を求めるようになるのです。
“勇者”や“騎士”や“サムライ”として、より自分を高めようとするマインドになるのです。
心に秘めたマインド
……って、「“勇者”とか“騎士”とか、アニメの世界の話かよ?」と、いま自分で書きながら小っ恥ずかしくなっていますが、当然のことながら、こんなことを口には出しませんよ!
こんなの口に出して言ったら、変な目で見られますし、たぶん妻自身にもドン引きされます。
なので、「自分は勇者で、お姫様である妻をお守りしているのだ」ということは、心に秘めておくだけで良いのです。
ですが、この考えを心に秘めておくだけでも、変わります。
日頃の仕事に対して「大切な姫君のために頑張ろう!」となり、モチベーションが上がります。
家庭の中でも平和や笑顔にフォーカスを当てて過ごすようになるでしょう。
少なくとも、「俺が稼いでやってるんだから!」みたいなことを言って夫婦喧嘩になることは無くなるはずです。
そんな風に「妻はお姫様」というマインドは、男性(夫)自身を成長させる流れを生むのです。
2.妻がやってくれる家事や仕事に感謝できる
ですが、いくら「妻がお姫様」と言っても、全ての仕事や家事を男性がやるわけにはいきません。
現代ではどうやったって、“お姫様”にも家事や仕事をやってもらう必要が出てきます。
特に、子育てはそうですよね。子どもは父親よりも母親を求めることの方が多いですから。
我が家でも3才の娘は妻にベッタリで、仕事のときを除いて妻が娘の面倒を見てくれています。また、夕食を作ってくれるのも、妻がほとんどやってくれています。
……と、こんな状況において、「妻はお姫様」設定を持ち込むとどうなるか?
答えはシンプルで、
「お姫様がやってくださるなんて、なんて有難いんだ!!」
となります。
そう。“お姫様”が作ってくれたご飯は、めっちゃ貴重なものになりますし、“お姫様”が労力をかけてくれる家事や子育ては、本当に有り難く感じられるようになります。
つまり、「妻はお姫様」設定によって、妻がやってくれる家事や仕事の全てに、心から感謝できるようになるのです。
3.妻の笑顔が見られて幸せ
そして3つ目の「何より、妻の笑顔が見られて幸せ」ですが、これには説明は要らないでしょう。
妻に“お姫様”として接すれば、当然のことながらシンプルに喜んでもらえます。
- 出かけるときに重たい荷物を持ったり
- 建物に入るときや出るときに、先導してドアを開けたり
- 二人で歩くときは、男性が車道側を歩いたり
「この人はお姫様だ」と思うことで、自然とそういった行動が生まれるので、妻に喜んでもらえる機会が増えるのです。
「結婚は人生の墓場」って昔から言われてるのになんで男の人は結婚するのか理解に苦しんでたんだけど、昨日読んだ本に「男性の脳は好きな女性が笑顔でいるだけで幸せを感じられる」と書いてあり謎が解けた気がした。やはり男と女は違う生き物。女性は夫が笑顔なだけでは幸せを感じられないと思う。
— えとみほ (@etomiho) 2017年11月3日
こちらのツイートにあるように、「男性は好きな女性の笑顔を見られるだけで幸せ」だと僕も思っているので、妻をお姫様として接することでダイレクトにその幸せを得られるというわけなのです。
“お姫様”だからこそ与えてくれる
ただし、ここで注意すべきことがあります。
それは、「お姫様だからといって、一方的に尽くしすぎない」ということ。
(こんな風になってしまう男性は少ないのかな? とは思いますが、念のために書きます)
先ほど、物語やアニメでの「勇者とお姫様」とお伝えしましたが、この関係性だと勇者が一方的に姫に尽くしすぎるのはおかしいですよね?
きちんと互いに助け合いながら、共に目標へ向かって歩んでいきます。勇者が頑張って戦う一方、お姫様は傷を癒したり精神的に支えたり、といった風に。
夫婦関係においても、この「互いに支え合う」形が理想です。
たとえ「妻がお姫様」設定だからと言って、夫の側が尽くしすぎると不健全な関係になってしまうのです。
むしろ、妻がお姫様」設定だからこそ、妻から与えられるものをきちんと受け取る必要があります。
先ほど「男性は笑顔だけで幸せになれる」と書いたので、笑顔を見せてもらうというのが一番です。
あるいは、物質的な支えとして ご飯を作ってもらったり、労いの言葉をかけてもらったり、ということも男性にとっては大きな喜びです。
そんな風に、きっちりと“お姫様”から受け取れる関係性を作っておくことが大切なのです。
ここは女性次第というところがあるかもしれません。それに、多くの家庭では「奥さんが旦那さんに尽くしているのに、それに見合ったものが返ってこない」というケースの方が多いでしょう。何にしても、「どちらかが一方的に尽くしすぎている」という状態は不健全なので、互いに与え合える関係性を目指す必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
けっこう突拍子もないことを書いてしまいましたが、自分自身はこうやって「妻はお姫様」と考えることで、幸せに過ごすことができています(^^)
これに関して妻の意見を聞いたことはありませんが、僕自身はとても幸せなのです。
ですので、他の方にもぜひオススメしたいと思っています。
もう一度、要点をまとめると……
- 夫婦関係において「妻はお姫様」と男性が考える方が、自分自身にも家庭全体にもメリットがあることが多い
- メリット①……自分自身が成長できる
(お姫様を支える勇者として行動することで、仕事でも家庭でもモチベーションが湧く) - メリット②……妻がやってくれる家事や仕事に感謝できる
(「お姫様がやってくれるなんて、なんて有難いんだ!」と全ての行動に感謝が湧く) - メリット③……お姫様扱いすることで、シンプルに妻が喜んでくれる
(好きな女性の笑顔を見ることができれば、男性はそれだけで幸せ) - ただし、一方的に尽くしすぎない!
(互いに支え合い与え合う関係を構築する)
となります。
この「妻はお姫様」設定、僕自身が使ったところによると、意外にかなりの効果があります。
よかったら試してくださいね!(^^)