「幸せって、ほんの些細なことから生まれるんだなー」
と思いました。
昨日は妻のリクエストで『大人様セット』を晩御飯に作りました。
といっても、最近流行りの“シチューオンライス”の上に旗を立てただけだったのですが、この旗を妻はとっても喜んでくれたんです。

でも、この旗……爪楊枝(つまようじ)とメモ用紙の切れ端から出来てます(^^;
しかも、製作時間は3分くらいで、料理を作る合間に「おりゃー!」と勢いで作りました。
- 近くにあったメモ用紙をハサミで小さく切り
- そこに簡単なイラストを描き
- セロテープで爪楊枝にくっつける
という小学生でもできそうなレベルの工作です。
けれど、妻はとても喜んでくれて、
「いま順位高いわーー(≧▽≦)」
と言ってくれました。
あ。「順位」というのは、我が家で勝手に決めている「世界幸福度ランキング」のことで
「世界中にいる人類70億人のうち、いま自分の幸せレベルは何位か?」
というのを判断するものです。
もちろん「幸福度」とか「幸せレベル」に基準なんてないので、この順位は完全に自分の主観です。
自分で勝手に「世界中の人々の中で、いま自分はどれくらい幸せか?」を決めます。
そして、何か嬉しいことがあって順位が上がると「今のわたし100位以内に入ってる!」みたいな言い方をします。
人類70億人のうちの100位以内ですから、相当順位が高いです。
なので、そういうときって、幸福レベルもめっちゃ高いです。
たぶん、天下一武道会を通り越して、スーパーサイヤ人くらいにはなっているイメージです。
宇宙で戦えるくらいのレベルです。
(イメージですよ!イメージ!!)
で。この“宇宙で戦えるくらいのレベル”に、昨日も到達してしまったようでした。
でも、ここで使ったのって、何か特別なことでは全然ないですし、お金がかかることも全然していません。
むしろ、材料は
- つまようじ 1本
- メモ用紙 1枚(の切れ端)
- セロテープ 約2cm
- ボールペン(のインク)
くらいなので原価は数円だと思います。
もしかしたら1円を切るレベルかもしれません。
でも、1円か数円単位のものだったとしても、使い方によっては世界ランキング100位以内(自称)になれてしまうわけです。
「幸せって、特別なことやお金の額で決まるものではないのね」ということを、改めて感じたのでした。
もちろん、こうやって毎日ご飯を食べられるのも、家族で一緒に過ごせるのも、お金があるからなのですが、そこはあくまでもベースの部分です。
そこから更に「幸福度を上げるにはどうすればいいか?」については他の要因が大きいな、と思ったのでした。
で。こうやって実生活で体験したり、最近色々と学ぶ中でよく聞くのは
幸せは“誰と過ごすか?”が大きな要因を占める
ということです。
- どういうモノがあるか?
- どういうところに住んでいるか?
- どんな仕事をしているか?
- お金がどれだけあるか?
といったことも もちろん大切だけど、
「自分が幸せかどうか?」を最終的に決めるのは、「どんな人と一緒にいるか?」ということ
なのです。
これは、今回の爪楊枝とメモ用紙で作った旗がすごくわかりやすくて、
もし妻以外の別の人に対して僕がこれを作ったとしても、あまり喜ばれなかったでしょう。
もしかしたら「なに?このゴミ?」みたいに捨てられてしまったかもしれません。
あるいは、仮に喜んでもらえたとしても、「今めっちゃ幸せ!」「順位高い!」とまではならなかったはずです。
つまり、僕が爪楊枝とメモ用紙だけで幸せを生み出すことができたのは、“妻”という相手だったから、ということになります。
めちゃくちゃシンプルだけど、けっこう見落としがちな視点です。
「幸せになりたい」というときって、どうしても身の回りのモノとか仕事のこととかお金のことに目を向けがちですから。
そうではなく、
- 自分は誰と一緒にいたいのか?
- 誰と過ごしているときに嬉しくなるのか?
もっと言うと
- 誰のために生きたいのか?
ここを明確にすることが重要なのだと思います。
僕は妻が喜んでくれる姿が好きだし、妻のために生きたいと思っているので、彼女と一緒にいられることがすごく幸せです。
一方で、妻も僕が作った小さな旗ですごく喜んでくれたので、幸せを感じてくれているのだと思います。
(でも、油断すれば、いつ嫌われるかわからないので、その覚悟はいつもしております!)
こうやって一緒に暮らせることを心から感謝し、「この人と一緒にいられる幸せ」を大切にしたいと思うのです。
「幸せの決め手は、誰と一緒にいるか」
このことを忘れずに日々を暮らしながら、自分のできることを一つ一つ積み重ねていきたいです。
爪楊枝とメモ用紙の旗も、また作ります☆
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