子どもの新たな一面を知りました。
家では自由奔放でワガママを言うことが多いのですが、幼稚園だと周りを気遣って過ごしていることがわかりました。
- そうかー。家で見る顔だけが、この子なんじゃないんだな
- 親に見せない一面が、この子の中にあるんだな
と改めて感じています。
足をケガした娘を幼稚園に送迎
ブログへのご来訪ありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです(^^)
現在、妻が海外へ出張中。
そのため、4才の娘との二人暮らし状態です。
しかも、娘は先日 足をケガしてしまいギプスをつけている状態……。
そのため、普段はバス送迎の幼稚園へも、僕が車で送り迎えをしています。
正直、かなり面倒ではあるのですが、こうやって毎日 幼稚園へ行くことで大きな発見がありました。
実際に幼稚園で会話したり感じたり
一番の発見は、幼稚園での子どもの様子を先生から直接 聞くことができたこと。
普段は連絡帳でのやり取りなので、それだと必要なことしか伝えないし、先生からも断片的な情報しか伝わって来ないんですよね。
ですが、ちゃんと幼稚園に訪れて直接 先生と話をすることで、子どもの様子をありありと知ることができました。
たとえば、
- 今は足にギプスをはめているので、クラスに迷惑をかけないように一歩引いたところで全体を見ている、とか
- トイレへ行くときはお友達と手をつないで歩くが、上手く歩けないので手をつながないようにしている、とか
- お遊びの時間に他の子どもとぶつかって新たなケガをしてはいけないので、お友達が近づいてきたら自分から距離を取る、とか
連絡帳には書かれない詳細な話を聞くことができたのです。
それに、今は毎日のように送り迎えをして、幼稚園の先生方やお友だちや保護者さんと触れ合う機会が多いので、そこでの空気感や人間関係、習慣なども知ることができます。
いえ。「知る」というより「感じる」と言ったほうがいいかもしれません。
言葉ではなく、感覚で捉えられる情報もキャッチできるようになったのです。
親の知らない子どもの一面が見えた
そうしていると、親の知らない子どもの一面が、すごくすごく見えてきました。
実は先ほどの「ギプスをつけているから手をつながない」とか「友だちと遊ぶときに距離を取る」などは、先日 先生と僕が打ち合わせた内容です。
「ギプスをつけた状態で集団生活に入って大丈夫か?」という協議をしていたときに、“心配すべき点”として話題に登ったことだったのです。
そのときに娘も同席していたので、きっと聞いて覚えていたのでしょうね。それを、幼稚園生活で自ら実践していたのでした。
正直、これはビックリでした。
家では自分のワガママ優先で全然気を遣わないと思っていたのが、幼稚園ではしっかりと周囲を見て気を遣っていたことがわかったので。
というか、ギプス生活について先生と協議していたときも、親のそばでワチャワチャと好き勝手に動いたりふざけたりしていました。
なので、先生と僕の話を聞いているとは思っていなかったのです。
ですが、それをこちらの知らぬうちに把握し、しかも誰に言われることなく自ら行動に移していたのでした。
この子にこんな一面があったなんて!
「おぬし、天才かっ!?」
と、最初聞いたとき思いました(←親バカ)。
先生との協議中は、全く話を聞かずに自分勝手に振る舞っているだけだと思っていたのが、いつの間にか話の内容をきっちり理解していたのですから。
しかも、誰かに言われたわけではなく、そのことを自分の意志で気をつけていることもビックリでした。
「かしこいですねー」
と、先生にもおっしゃっていただきました。
それを、家ではなく“幼稚園”という空間の中でお聞きできたので、
「そうか! この子にはこんな一面があったのか!!」
と、アタマの思考だけではなく、感覚的にも理解できたのでした。
子どもの性格と可能性を広げるために
そんなこんなで、最近は子どもに対する見方が変わって来ています。
- いま自分が見ている子どもの性格や行動は、子どもの全てではない
- むしろ、親の知らない一面や可能性が、この子にはいっぱいある
- だから、親の決めつけや思い込みだけで、子どものキャラクターや可能性を縛ってはならない
- それに、もっと色んな環境の中に置くことで、この子の性格や可能性がもっともっと広がるかもしれない
という感じで。
正直に言うと、子どもは可愛いし、その可愛い子から自分も愛されたいと思うので、
- 親のコントロール下に置いてしまいたい
- 親の知ってる部分(性格や可能性)だけが、子どもの全てであってほしい
なんてことを思いがちです(僕だけかな?(^^;;)。
けれど、本当はそうではなく、
子どもには親の知らない性格がたくさんあり、親の予想を超えたたくさんの可能性がある
ということなんですよね。
当たり前といえば当たり前なのですが、このことを最近の幼稚園送迎で感じています。
しばらくするとバス送迎に戻りますが、この大切なポイントを忘れずに子どもと接していきたいです(^-^)