3才の娘が、ひとりでトイレに行けました!!
自分でトイレの扉を開け、自分でパンツを下ろし、自分で便座に登り、自分でオシッコをして、自分でトイレットペーパーを取り、自分で拭いて、降りることができたのです!!
(パンツを履くのはできなかったそうですが(^^;;)
このブログでは何度か、娘のトイレトレーニングの様子をご紹介してきました。
これ以降も娘はトイレを頑張り、日々の排泄は完全にオムツからトイレに移行しました。
夜寝るときにオムツを履いているものの、そこにオシッコをすることもなく、トイレトレーニングはほぼ成功した状態だったのです。
とはいえ、3才の体の小ささもあって、一人だけでトイレに乗ることはできません。必ず誰か大人がついてトイレに行っていました。
ですが、そこから一気に「ひとりでトイレができた!」という状態へ飛躍しました。
ここにはどんなコツがあったのか?
それはなんと……放置でした。
トイトレの最終ステップは“放置”
ブログをご覧いただきありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです(^^)
我が家は大阪にありますが、先日 妻と娘が実家の東京へ帰りました。およそ一週間ほどの帰省です。
で。その東京滞在の最中、3才の娘が一人でトイレに行くことに成功したのです!!
その成功のキーパーソンになったのが、“じじちゃん”でした。
じじちゃんの見事な放置プレイ
“じじちゃん”とは、妻のお父さんのことを指します。
娘から見れば「おじいちゃん」ですね。
ただ、僕の父と母と混同してはいけないのと、妻のお母さんが「可愛く呼んで欲しい」ということで、「じじちゃん」&「ばばちゃん」と呼ぶようになったのです。
で。今回、その“じじちゃん”が、娘の面倒を見てくれていました。
妻が高校時代の友達と会うことになり、“ばばちゃん”も外出中とあって、娘の世話をじじちゃんが勝って出てくれたのです。
ですが、じじちゃんには特別なスキルがあります。
それは『放置プレイ』。
基本マイペースで生きていらっしゃる方なので、「子どもの世話をする」と言ってもご自身の行動を優先します。
しかも、時間がお昼過ぎということもあって、お昼寝タイム(←娘ではなく、じじちゃんの)にも差し掛かっていました。
そんなわけで、娘は見事に“放置”され、一人で遊んでいたのです。
そしてそれは、「何かあったときには自分ひとりの力で乗り越えなければならない」ことを意味しました。
一人の力で乗り越えねば!
じじちゃんから放置され、一人で機嫌よく遊んでいた娘。
ですが、“その時”は訪れます。
この世界を生きていると、人間誰しもがぶち当たってしまう驚異……。いえ、尿意。
とてつもない尿意が娘を襲ったのです。
娘は焦りました。今までの経験から、彼女は尿意に恐怖を抱いていましたから……。
アンパンマンのパンツにお漏らししてしまったり、突如 公共の場でお漏らししてしまったり、尿意によって幾度となく悲劇を味わって来たのです。
だから、尿意が湧いたからには、何とかしてトイレへ行かねばなりませんでした。
大人の助けがない!
だから娘は、じじちゃんに助けを求めました。
「おしっこ、でるーーーーーーー!」
そう叫びながら、じじちゃんの部屋へ駆けて行きましたが、返事がありません。
なんと、唯一の助けであるじじちゃんは、見事に眠りの中に落ちていたのです……。
娘の絶望は、どれほどのものだったでしょう。
ですが、彼女は諦めませんでした。
「大人の助けがないなら、一人で何とかせねばならない!」
「今までトイレは幾度となくやって来たのだ……。自分一人でもできるはず!!」
そう思ったかどうかは定かではないですが、一人でトイレに行き、自分の力で「トイレでオシッコ」を成し遂げたのです。
一年以上の努力が実った!
……と言いつつ、これは僕の住む大阪から遠く離れた東京で起こった出来事。
この様子は妻がLINEで教えてくれました。



パンツを履くことと手を洗うことはできなかったものの、遂に一人でトイレができたのです!!
トイレトレーニングを始めて、もう一年以上……ようやくここまで来ました(T-T)
親としては感無量です!!
娘にも自信がついた!
そして何より、娘にも大きな自信になったようで……

今回の出来事を妻に“ドヤ顔”で話してくれたそうです( ̄▽ ̄)
もともと少し引っ込み思案だったり、思い切った行動が取れないところがあるので(これは僕に似たのですが……(^^;;)、今回のことは娘にも大きな収穫となったのです♪
子ども自身の力を信頼する
……と、こんな感じで、我が家のトイレトレーニングの最終ステップは、“放置”という意外な方法によって成功しました。
(しかも、“じじちゃん”というイレギュラーな登場人物によって)
この“放置”がどんなご家庭にも通用するとは言えませんが、ここから見えてくるものはあります。
それは、「子ども自身の力を信頼する」ということ。
大人が全部をしなくてもいい
トイレトレーニングを初めとして子育てのアレコレは、大人が教えたり誘導したりしないといけないと思いがちです。
というか、以前は思いっきり大人がトイレへ行くペースを管理していました。
ですが、最後は子ども自身が、自分の力で乗り越えるしかないのです。
そうでないと、ずっと親が手を出し続けなければならず、自立した状態になることはできませんから……。
ですので、ある程度の知識や手順が身につき、経験を積んできたのであれば、最後のステップは子ども自身に任せてみる。こんな姿勢と方法が、とても有効だと感じました。
ある意味、親にとっては勇気がいることですが、子どもの持つ力を信じたいものですね!
一度乗り越えれば自立する
そして、そうやって自分自身の力で乗り越えられたことは、後は一人の力で継続してできるようになります。
娘が初めて「ひとりでトイレ」に成功したのは昨日のお昼ですが、もう昨日の晩も一人でトイレに行くようになり、今日も一人でできたそうです。

こうやって、子どもは困難を乗り越えて成長していくのだなー、と感じています。
- ある程度のところまで導くことができたら、最後は放置!
- 子ども自身の力で乗り越えてもらって、自立の道へ進んでもらう!
これが、どんなことにも言える子育ての秘訣なのかもしれません(^^)