「やりたくない」と思っていたことが、実は「本当にやりたいこと」だった。
そんな不思議な現象が、最近起こっています。
今月の初め激しい台風が、我が家の地域を襲いました(2018年台風21号)。
それによって、自分の家にも周辺にも様々な被害が出ました。
周辺の被害には我が家も関わるところがあって、その対処に忙しく当たる日々になりました。
というか、現在進行系で当たっています。
ですが、そういった地元の問題に対処することは、僕はもともと好きではありませんでした。
というか、「やりたくないこと」でした。
もちろん、地域には貢献したいし地元の人たちは大好きなのですが、昔からのムラ社会で色々な人間関係やしがらみがあって、そこまでポジティブにはなれなかったのです。
僕はインターネットで繋がった方々ともお仕事しているので、どちらかというとネットの繋がりが優先で、「地域の繋がりはその次」みたいに考えていたのです。
ですが、今回、台風21号の被害で地元のことに強制的に関わらざるを得なくなり、そこで不思議なことが起こったのです。
「やりたくない」と思っていたはずなのに、なぜか めっちゃ幸せ!!
そんな状態に今なっています。
「やりたくない」と思っていたことは、やはり面倒です。
色んな方と話をするのに時間も労力もかかるし、予想外の問題に対処するためには情報を集めたり調べたりしないといけない。そして、自分の力では解決できないことは他の人に相談して、力を借りなければならない。
ぶっちゃけ、めんどくさいことばっかです。
けれど、その「めんどくさい」ことに関わっていると、めちゃくちゃ楽しいし、何とも言えない幸福感が湧き上がって来ます。
- 「あれー? めんどくさいはずなのに、何でこんなに楽しいんやろ?」
- 「色々悩むことや考えることがあって、ときどき胃が痛くなるのに、心の奥で感じるこの温かさはなんだろう?」
- 「パット見は不幸な状態のはずやのに、なんでこんなに幸せなんやろー?」
ということが、ここ二週間ほどで起こっているのです。
ですので、僕の中で結論が出ました。
目の前にある「やりたくないこと」こそが、本当に自分の「やりたいこと」である
……と。
極論かもしれませんが、そんなことを実感しているのです。
これまでは、その「やりたくないこと」にきちんと向き合わず、中途半端に逃げて来たので、つらかったり苦しかったりしたのだと思います。
ですが、台風という災害によって逃げられない状況になり、「真正面から向き合う!」と決意して取り組んだ時に、その「やりたくないこと」はすごく「幸せなこと」に変化しました。
言葉では上手く表現できないのですが、「やりたくない」と感じることは実は、自分にとって「本当にやりたいこと」なのではないか、と本気で思っています。
だって、いわゆる『引き寄せの法則』に従えば、目の前に何か物事がやってくるというのは、自分で引き寄せているということです。
「目の前にある」「自分の元にやってくる」という時点で、それは自分が望んだものなのです。
そしてきっと、「本当に望んでいるもの」だからこそ、それに真正面に向き合った時にどうなるかが怖い。だから、「やりたくない」と感じてしまうのではないか、と。
だから実は、「やりたくない」と感じることは実は「自分が心から望んだこと」で、そこから逃げずに真正面から向き合うことが、自分が心から幸せを感じる秘訣なのです。
って、もしかしたら僕だけに言えることで、他の人には当てはまらないかもしれません(^^;;
でも、少なくとも、目の前に「やりたくないこと」があって それにイヤイヤ取り組むより、「これが実は自分の本当にやりたいことかも?」と感じて取り組むほうが、楽しくなるような気がします。
思い込みや気休めかもしれませんが、よかったら試してみてください(^-^)