子どもと一緒にオモチャを買いました。
いま放映されているスーパー戦隊の合体ロボットと変身アイテムです。
ですが、表面上は「子どものため」と言いながら、実は8割くらいが「大人(自分)のため」だったりします( ̄▽ ̄;;
「あー。大人になってもオタクな人なのね……」と思われるかもしれません。
ですが、少し真面目な話をすると、今回オモチャを購入したのは、
幼少期の満たされなかった自分を癒やすため
でもあるんです。
子どもと一緒にオモチャを買いました!
ブログをご覧いただき、ありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです。
昨日は幼稚園が夏休み中の娘を連れて、買い物に行きました。
目的は、僕も娘も大好きな『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』のオモチャを買うため。
『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』(略称『ルパパト』)というのはコレです↑
こちらに出てくる合体ロボットや変身アイテムが、二人とも欲しくなってしまったのです。
『ルパパト』は主に男の子向けの番組ですが、娘も大好きです♪ 女の子向けの『プリキュア』も大好きですが、この戦隊モノも楽しそうに見ているんですよね。あと、同じ時間帯に放送されている『ゲゲゲの鬼太郎』も好きです。こういう様子を見ていると、「男の子向け」とか「女の子向け」とかは関係なくなって来たのかなー、と思ったりします。好きなものを「好き!」と堂々と言える時代になっていきそうですね。
合計1万円を越えたけど・・・
ただ、正直なところ、躊躇がありました。
なぜなら、こういうオモチャって結構お高いから・・・( ̄▽ ̄;;
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↑こちらは楽天ショップへのリンクですが、このロボットだけで5,000円を超えます。
しかも、『ルパパト』にはもう一体ロボットが登場して、他にも色々な武器や変身アイテムがあるので、欲望のままに買っていくと、お金がいくらあっても足りないのです。
実際、今回はこのロボットともう一つ変身アイテムを購入したので、合計1万円を越える買い物となってしまいました。
高価でも思い切って買った理由
ですが実は、この「1万円を越える」というところに、僕の中で大きな目的がありました。
どういうことかというと、幼いころ本当はすごく欲しいロボットのオモチャがあったのに、我慢して「欲しい」と素直に言えなかったからです。
そして、そのオモチャが確か1万円くらいだったのです。
当時の1万円と言えば、今に比べるともっと価値が高かったと思います。だから、幼いながらも「そんなワガママを言ってはいけない」と考え、その欲求を口に出せなかったのです。
また、僕はなぜか幼い頃から人に気を遣ってしまう癖(くせ)がありました。
誰に言われたわけでも無いのに、両親や祖父母、周りの大人の機嫌をうかがって、自分の素直な気持ちを言うことができませんでした。
あ。でも、だからといって、両親が欲しいオモチャを買ってくれなかったというわけではなく、誕生日やクリスマスなど折に触れて、オモチャを買ってくれていました。
ただ、気持ちを抑圧してしまう変な癖がついていたので、本当に欲しいものを素直に欲しいと言えず、本来の希望とは別のオモチャをねだってしまうことがありました。
その時の1万円くらいのロボットはTVアニメの主役ロボットだったのですが、当時の僕は脇役の他のロボットが欲しいと言ってしまったのです。
その脇役ロボットのオモチャは1万円を超えず、そこまで高くなかったから、という理由だったと思います。
本当は、主役ロボットが欲しくて欲しくてたまらなかったはずなのに……。
素直に「欲しい」と言えなかった幼少期
つまり、僕の中に
- 本当に欲しいものを欲しいと言ってはいけない
- 1万円を超えるような高価なものを欲しがってはいけない
という思考回路が幼少の頃に染み付いてしまった、というわけです。
ですが、当然のことながら、これは不健全です。
- 本当に欲しいものではなく、他の代替品で済ませようとしている
- 本当に欲しいものがあっても、価格を理由にその欲求を抑えつけてしまう
という状態ですから。
いえ。もちろん、冷静な判断ができない子どものことなので、「欲しいものを何でもかんでも手に入れればいい」というわけではありません。
むしろ、子どもが「欲しい」と言っても、きちんとした理由がなければ、大人が「ダメ」と言うべきでしょう。
ですが、幼少期の僕の致命的な欠点は、「欲しい」という気持ちすら人に言わなかったということです。
そう。周りの大人の機嫌をうかがいすぎて、自分の本心を打ち明けられなかった、ということが問題なのです。
もし本当に欲しいものを「欲しい」と告げて、それを両親から「ダメ」と言われていれば、いくらかマシだったでしょう。
ですが、そうやって本心を告げることもなく、勝手に自分の中で本心を抑え込んだことが、後々まで傷を引きずる結果になりました。
自分の気持ちにウソをついていた
この状態をシンプルな言葉で言い換えると、
自分の気持ちにウソをついていた
ということになります。
そう。僕は、自分の気持ちに嘘をつき、本心を抑え込む人間になってしまったわけです。
ですが、この状態はかなりキツイです。
本当に欲しいものや本当に叶えたい希望があるのに、それにフタをしてしまうわけですから……。
それゆえに僕は、
- 大人になってからも人に気を遣ってばかりで
- 自分の気持ちを素直に話すことができず
- 本当にしたいことがあっても「したい」と言えず
- それとは別のことを「したい」「欲しい」と言って、心を満足させようとし
- でも、そんな代替品では心が満たされるはずもなく
- ずっと何かが苦しくて、充実感や幸福感を感じられずに生きてしまう
という状態になってしまいました。
あ。そう言えば、充実感や幸福感を感じられない状態については、別の記事でも書きました。

↑こちらの記事では、「僕は悪い子」という思い込みから空虚感を感じてしまう、という話でしたが、今回のオモチャはその具体的な事例なのかもしれません。
何にせよ、幼い頃に染み付いた
- 1万円もするような高いオモチャを欲しがってはいけない
- 本当に欲しいものを「欲しい」と言ってはいけない
という想いが、大人になってからも僕をずっと縛っていたように思うのです。
幼い頃の自分を癒やして乗り越えたい!
ですので、今回、娘と一緒に『ルパパト』のオモチャを購入することで、そういった抑圧や呪縛を解き放ちたいと思ったのです。
自分が純粋に「欲しい!」と思ったオモチャに1万円以上のお金をかけることで、幼い頃の自分を乗り越えたいと思ったのです。
ぶっちゃけ、これで何が変わるのかはわかりません。
ですが、今までの自分の傾向を見ていて
- 自分が本当にしたいことを「したい」と言えなかったり
- 本当の希望のものより、少しズラした別のもの(代替品)で満足しようとしたり
- 「1万円」という価格を越えるモノを、素直に「欲しい」と言えなかったり
- そういったお金に対するブロックがあるため、仕事でつまずくこともあったり
ということがありました。
だから今回、娘と一緒にオモチャを購入することで、そこを変えるきっかけにしたかったのです。
素直に「欲しい」と思ったものを買う経験
って、「オモチャ一つで何を大げさな……」と思われるかもしれません。
ぶっちゃけ、自分でもちょっと思ってしまっていますし、結局は新しいオモチャを買うための単なる言い訳かもしれません。
ただ、たとえ言い訳であっても、何も変化ができないとしても、
自分が素直に「欲しい」と思ったものを、理由や根拠がなくても思い切って買う
ということをやってみたかったのです。
まあ、娘をダシにしているところは否めないので、そこは娘に申し訳ないのです(^^;; でも、それでも自分の素直な欲求に従うことをやってみたかったのです。
そしてもし、幼い頃にオモチャを我慢して満たされなかった自分がいるなら、その自分を少しでも癒せたらと思ったのです。
で。実際買ってみて、色々と気づくこともありました。長くなるので詳しくは書きませんが、幼い頃の自分がとても喜んでいるような気がします。
何より、娘と一緒に遊べて楽しいです♪
「オモチャを買う」という一見ムダな行為ですが、そこから得られる心の癒やしや楽しさがあるので、よかったらご参考になさってください(^^)
あなたの幼少期のご自身を癒やすきっかけにもなったなら、とてもとても嬉しいです。