妻が朝起きるのが遅いです……。
昨日、妻が寝たのは夜22時くらい。
そして、今日は朝8時半くらいに起きて来ました。
一方で僕の就寝時間は深夜3時ごろ。昨夜はネット通話で仕事の打ち合わせをして、そんな遅い時間になってしまいました。
けれど、今朝起きたのは7時ごろ。
そして、いつもの通り、掃除と洗濯を済ませました。
「こっちの方が夜遅かったのに、いつまで寝てんねん!」
「こっちは仕事が大変なんやぞ! 少しは気を遣って早く起きろよ!!」
と、普通は思うかもしれません。いえ、僕も以前はそう思ってしまっていました。
けれど今は、全然気にならなくなりました。むしろ、妻にはゆっくり寝ていて欲しいくらいです。
というか、こうやって妻が朝起きられないのは僕が原因だとも思っています。
どうしてなのか?
今日は、夫婦間で睡眠時間が違ってもケンカにならず……むしろ仲良く過ごせる考え方をお伝えしたいと思います(^-^)
妻が長く寝るほど……
自分より妻が長く寝ていても、それが自分の仕事が忙しい中であっても、イライラしない理由。それは、
妻が長く寝てくれるほど、自分にエネルギーが流れ込んでくるから
です。
「は? どういうこと??」
「エネルギーが流れ込む、って何やねん?」
と思われると思います。
実は答えは、先日のブログ記事に書かせていただきました。

↑こちらの記事の中で、「夫婦のエネルギーは平均化する」ということをお伝えしたんです。
夫婦間でエネルギーが行き来する
ここで言う“エネルギー”とは、元気とかやる気、モチベーションといった行動の源泉となるものを総合して意味します。
夫婦間ではそれらが行き来していて、
- どちらかのエネルギーが高まったときは、もう一方にそのエネルギーが流れ込む
- 逆に、どちらかのエネルギーが下がったときは、もう一方からエネルギーが奪われる
という考え方があるのです。
つまり、夫婦は二人で一つであり、互いにエネルギーを分け合って動いている、ということです。
妻が長く寝ると僕にもプラス
この視点で「妻が長く寝る」と現象を見ると、それは僕にとって有難いことだとわかります。
なぜなら、妻が長く寝てくれてエネルギーを補充してくれるほど、そのエネルギーは僕に流れ込むことになりますから。
言い換えれば、妻が朝起きられない原因は、僕が彼女からエネルギーをもらっているからとなります。
僕は今ちょっぴり仕事で忙しいですが、そんな僕に妻はエネルギーを分けてくれているのです。
エネルギーを分け合うなんて迷信?
「いやいや。そんなの迷信やろ?」
「そんな非科学的な……」
と思われるかもしれません。
はい。その通りで、この考え方に全く根拠はありません(^^;;
ですが、こう考えた方が夫婦関係が上手くいくんです。
だから、根拠があろうとなかろうと、実際の生活がスムーズになるので、僕はこの考え方を採用しています。
「本当かどうかはわからない。けれど、こういう風に考えた方が都合がいいから、こういうことにしておこう」
という感じですね。
そして、こう考えることで、
- 自分の気持ちがイライラしなくなり
- 仕事もスムーズに行くようなり
- 夫婦関係も良好になり
という状態になれました。
起きない妻にイライラしていた過去
妻が朝に弱いのは今に始まったことではありません。むしろ、以前の方が弱かったです(^^;;
結婚当初は朝10時ごろに起きていたくらいです。
で。そんな状態だった妻を、以前の僕は責めてしまっていました。
「なんでそんなに遅いねん!」
「いっぱい寝てるくせに、早く起きろよ!」
という風に。
妻もそれを受けて、早く起きようと頑張っていました。
けれど、もともと朝が苦手な体質がすぐに変わるわけはなく、逆にプレッシャーを与えてしまいました。
「朝早く起こそう」「遅起きの習慣を変えよう」とすることが、悪影響になったのです。
それに、僕の方もストレスを感じてしまいました。「妻に変わって欲しい」「変えよう!」とするのに、それが上手くいかないのでイライラに繋がったのです。

↑こちらの記事にも書きましたが、人間は過度に期待をしてそれが裏切られると大きく落胆してしまいます。そして感情を乱し、エネルギーを落とします。
というか、そもそも妻の習慣は妻のものなので、僕が変えられるはずもないのです。
変えられないものを変えようとして、僕は無駄なエネルギーを使ってしまっていたのでした。
そんな風に、
- こっちが頑張っているんだから、妻にも早く起きて欲しい
- 自分より長く寝てるんだから、僕より早く起きて頑張れよ
という気持ちが、自分自身にも夫婦関係にもマイナスな影響を与えていたのです。
「朝起きられない」を変えようとしない
だから、そもそも「妻を変えよう」とすることを辞めました。
そして、先ほどの「夫婦はエネルギーを共有する」という考え方を採用したのです。
すると、それまで抱えていたイライラやモヤモヤが無くなりました。
それに、「自分が仕事で頑張れるのは、妻がゆっくり寝ていてくれるからだ」と思えるようになりました。
- 妻が長い時間寝てエネルギーを充填することで、それが僕にも流れ込んでくる
- 妻が朝起きられないのはそもそも、僕が彼女からエネルギーをもらっているからかもしれない
根拠はないけれど そう仮定することで、ストレスを感じることが無くなったのです。
むしろ、妻がたくさん寝てくれるからこそ、自分は元気に動けるのだと思えるようになりました。
夫婦は互いの習慣に影響を与え合う
もちろん、これは“思い込み”や“こじつけ”に過ぎません。
けれど、僕が忙しくしているのは結局は自分のためです。
それに、僕が忙しくて夜が遅いことによって、妻の眠りを妨げているのも事実です。
同じ家の中に住んでいる以上、こちらの行動が彼女の睡眠に影響を与えることは避けられないのです。
ですから、先ほどのエネルギーの話を抜きにしても、僕の仕事や日常生活が妻のライフサイクルに影響を与えているというのは客観的事実。
妻が朝起きられない原因は僕にある可能性は捨てきれないわけなのです。
- 夫婦は一緒に生活しているからこそ、それぞれの生活リズムや習慣に影響を与える
- それは良い影響もあれば悪い影響もある
- だから、どちらかの「朝起きられない」という習慣も、もう一方の行動や習慣にも何かしらの原因がある
そんな理解できたので、妻が朝起きられないことにイライラすることは無くなったのでした。
まとめ(妻が朝起きられないのは僕のせい)
いかがでしたでしょうか? 記事の最初では「エネルギー」という少し非科学的な視点から入りましたが、最終的には客観的な視点でお話をさせていただきました。
もう一度まとめると……
- 夫婦は互いにエネルギーを分け合っており、片方が忙しかったりすると、もう一方からエネルギーが流れ込む
- 妻が朝起きられない原因は、僕が彼女からエネルギーをもらっているからかもしれない
- だから、僕が仕事を頑張れるのは、妻が長く寝て、僕の代わりにエネルギーを補充してくれるから
- もしエネルギーの話がなかったとしても、同じ家の中にいる以上、互いの行動が影響しあうのは確か
- だから、僕が忙しい状況にあれば、妻の生活リズムにも影響を与えてしまう
(その影響は良いときもあれば、悪いときもある) - ゆえに、「妻が朝起きられない」という状況には、僕の習慣や行動も少なからず関与しているはずである
つまり、「妻が朝起きられないのは僕のせい!(と考えるようにすると良いよね♪)」ということです。
あくまでも個人的な考え方にはなりますが、こういう視点を持つことで、僕は無駄にストレスを抱くことがなくなり、妻に優しくできるようになりました。
よかったら、ご参考になさってください(^-^)