妻が10日間の海外出張から帰ってきました。
この10日間、4才の娘と二人暮らしで、しかも娘は足をケガしてギプス装着中なので、色々と大変でした(T-T)
なので、妻が戻ってきてくれて、すごくホッとしています。
それに、娘も「ママに会えた!」と大喜びで、ベタベタと妻にまとわりついています。
本当にうれしそうで、微笑ましいです♪
・・・なのに
なんでしょう? この感覚は?
うれしいし、ホッとするし、すごく心強いし、良いことばかりのはずなのに、
なぜかモヤっとした感情が湧いてきます。
合唱曲の『春に』(谷川俊太郎 作詞)ではないですが、
この気持ちは何だろう?
状態です。(コレ↓)
朝から空港まで妻を迎えに行き家に戻って来ましたが、
この空間に妻がいることが、なぜか違和感だったりします。
しかも、娘が「ママ~」と笑顔ですり寄っている姿を見ると、何とも言えない苦い気持ちが湧いて来ます。
なんというか、この10日間、娘と二人で頑張って築き上げて来た家庭内の空間と時間に、ザクッと横ヤリを刺された感じです。
足のケガとギプスという苦難に遭いながらも、それを二人で地道に克服してきた10日間であったのに、その努力を軽々と飛び越えられ
「あれ? ママが帰って来たら、一気にそっちに行っちゃうの?」
「しかも、僕の存在がなかったかのように、二人でイチャイチャしちゃうの?」
という感じです。
ええ。
僕は知っています、この感情を・・・。
いつか遠い日にも感じたものです。
その感情の名は
「嫉妬」
と言います。
またの名を
「ジェラシー」
とも言います。
(単に英訳しただけやけど)
そう。得も言われぬ「嫉妬」の気持ちが、僕の中に湧き上がって来るのです。
まあ、こんなデカデカと
「嫉妬」とか
「ジェラシー」とか
書いているブログは珍しいと思いますが、
だって感じちゃったんだから仕方ないんだもん!
だって、娘があまりにも嬉しそうなんだもん!
だって、妻があまりにも軽々と僕を飛び越えていくんだもん!
そらもう、この10日間、娘のギプスのために
- 家でも外でも上手く活動できず
- かといって放っておくわけにもいかず
- でも、状況が状況なので、幼稚園もいつもどおりには通えず
- そのために仕事が遅れ遅れになりつつ
という状況の中で、何とか生活を進めてきた僕としては
ちょっとでもいいから、その頑張りを認めてほしいわけで……
これが単なるワガママだとわかりつつ、でもコントロールできずに湧き上がってくる感情はどうしようもないわけで、
「嫉妬(ジェラシー)が湧いてくるなんて、なさけねぇーーー!」
「男のくせに、器(うつわ)小せぇーーーーーーー!」
と心の中で叫んでみても、今ここにある自分の気持ちは確かな真実で、
それを否定することも目を背けることもできず・・・
「いいもん!」
「そんなんだったら、次の出張のときは家事を放棄するもん!」
「育児は最低限やるけど、もう可愛がらないもん!!」
……と、子どものように感じている自分がいます。
まあ、要するに、この嫉妬・ジェラシーの裏にあるのは
「認めてほしい」
「感謝してほしい」
という想いですね。
そしてこれは、当然のことながら、他の人に対しては全く抱かないわけで、
妻に対してだけ抱く想いです。
んでもって、どうしてこんな風に想うかというと……
「妻のことが大好きだから」
です。
大好きな人だから、「認めてほしい」し、「感謝してほしい」んですよね。
……情けないけど。
つまり、
この嫉妬(ジェラシー)という感情は、「大好き」の気持ちの裏返し
……というわけで、叫びます。
妻よ! 帰ってきてくれて、ありがとう!!
無事で本当によかったよーーーーーー(T0T)
娘も喜んでるみたいで、本当に良かったよぅーーーーー!!
ずっとずっと寂しがってたから、存分に甘えさせてあげてください!!
でもでも、その前に
ゆっくり休んで旅の疲れを癒やしてね♪
お仕事 おつかれさまでした♡