先日、蛍光灯の購入に失敗しました……。
妻の留守中、リビングの蛍光灯を新しくした。
妻が帰って来た。
妻「なんか、光が白すぎない?」
翌日、妻が蛍光灯を買いに行った。
僕が帰って来た。
夫「なんか、黄色すぎない??」
二人の感覚はかけ離れているのだ、
と知る冬の夜です。 pic.twitter.com/5HXekSguq8— ばや@農マドワーカー (@shbayashi) 2017年12月23日
妻と娘が実家に帰省して留守のとき、リビングの蛍光灯を変えたのです。
ですが、帰宅した妻が見ると、「色が白すぎる……」とのこと。
「じゃあ、あなたが良いと思う色を買って来てよ!」と言って、妻が買いに行くことになったのですが、妻が買ってきた蛍光灯を見ると、「色が黄色すぎる……」となりました。
- 蛍光灯の色って、なんでこんなに複雑やねん!?
- てゆーか、どういう色の種類があるかわからん!!
- 種類がわかっても、どうやって選んでいいかわからーーーん!
ということで、我が家の失敗経験をもとに、蛍光灯の色の種類と選び方を考えていきたいと思います。
蛍光灯の色の種類は?
まず、蛍光灯の色の種類ですが……
昼光色
爽やかで透明感が高く、青味がかった涼しげな色味です。
色温度:6500K(一般形) / 6700K(3波長形)昼白色
昼光色の持つ爽やかな光色と白色の白さをあわせ持った色味です。
色温度:5000K白色
白っぽい光色の自然な色味です。効率が良く、落ち着いたムードを作ります。
色温度:4200K温白色
やさしく落ち着いた光色です。
色温度:3500K電球色
電球特有の落ち着いた雰囲気が得られます。3波長なので明るく、色の見え方も自然です。
色温度:3000K※単位:K(ケルビン)
という風に5種類に分かれるそうです(『Amazon.co.jp: 直管蛍光灯の選び方ガイド』より引用)。
さすがAmazonさん! ネット通販でも失敗しないように、素晴らしい情報提供ですね!!
で す が 、
ごめん……これではわからへんねん。
たしかに丁寧に書いてくれてるけど、いまいちピンと来えへんねん。
「K(ケルビン)」とか書かれても単位の意味がわからんし、「何かの映画の登場人物ですか?」「それか、お菓子の名前でっか?」みたいになって、余計に混乱しますわ……。
いつもは標準語で書いてる このブログも、思わず関西弁で書いてまいますわ!!
(あ。私、大阪の郊外で農業しながら、ネット関連の仕事をしておりますm(_ _)m)
それに、ホームセンターや電器屋さんへ行ったら、3種類くらいしか売ってへんかったよ???
ホームセンター&電器屋さんで見た色

僕たちが実際にホームセンターや家電量販店へ行って見た蛍光灯は、この3種類でした。
- 昼光色(ちゅうこうしょく)
- 昼白色(ちゅうはくしょく)
- 電球色(でんきゅうしょく)
上へ行くほど光が白っぽくなり、下へ行くほど黄色っぽくになります。
一応、個人的な解釈とともに、それぞれの色の特色を記載すると……
1.昼光色(ちゅうこうしょく)
昼の太陽光のように一番輝きが強く感じられ、白を通り越して青みがかった色。
子供部屋や書斎など、勉強したり仕事したり意識を高めるのに向いている。
2.昼白色(ちゅうはくしょく)
昼の強い光の色と白色を混ぜ合わせたような色。
ダイニングやキッチンなど、ガンガン脳を働かせるわけじゃないけど、しっかりモノを見たい場所に向いている。
3.電球色(でんきゅうしょく)
まさに電球のようなオレンジっぽい色。
寝室やリビングのダウンライトなど、気持ちを落ち着けリラックスする場所に向いている。
となります。
ですので、蛍光灯を買うときは、この3つの色の種類を把握し、自分の部屋や目的に合ったものを選べば良いことになります。
ですが実は、これだけでは失敗してしまうのです……。
失敗しない蛍光灯の選び方
今回、僕たち夫婦は、蛍光灯の色選びを見事に失敗してしまいました。
一応、電器屋さんで色の違いを見て、「この色がいいな♪」と選んだにも関わらず、実際に家に帰って設置してみると、「思てたんと違う!」となったのです。
これはどうしてかというと、実際の部屋につけて感じる色合いは、店頭で見た色とは異なるからです。
つまり、“お店”と“自分の部屋”では環境が異なるので、お店で「この色がいい」となって持って帰っても、思っていたような色が再現できない、ということなのです。
ですので、ここで非常に大事なポイントがあります。
現在の蛍光灯の色は?
それは、「いま実際に部屋で光っている蛍光灯は何色か?」を確認することです。
要するに、現状把握をするということですね。

少し面倒ではありますが、部屋の照明のカバーを取って中身をよく見ると、蛍光灯そのものに色の種類が書かれてあります。
それを基準にして、今の色の感じがいいとなれば同じ色を選べばいいし、「もう少し白く」や「もう少し落ち着いた色を」となれば別の色を選べばいいということになります。
我が家のリビングの蛍光灯はもともと「昼白色」でしたが、それを確認せずに
- 夫は「昼光色」を
- 妻は「電球色」を
それぞれの好みと判断で買ってしまったがために、失敗してしまったのでした。
ワット数やサイズの確認も!
また、現在の蛍光灯そのものを見ることで、ワット数やサイズを確認することもできます。
我が家は、ちょっぴり珍しい「スリムタイプ」の蛍光灯だったのですが、そのことをすっかり忘れていました(^^;;
ここは購入前に確認できたので失敗しなかったのですが、ちゃんと中のサイズを見ていないと、サイズまでも間違えてしまうところでした……。
それに、当然のことながら、ワット数が違っても上手く光りませんから(ワット数と直径の大きさは連動していますし)、そこの確認も大事ですよね。
つまり、とにもかくにも「新しい蛍光灯を買う前には、現在の蛍光灯を確認するのが必須!!」ということなのです。
「そんなん当たり前やん」と突っ込まれるかもしれません(^^; ですが、我が家はこれを怠って失敗したので、そうなるご家庭がないように書かせていただきます。
それと、これはFacebookのコメントでいただいた情報なのですが、LEDの蛍光灯の色の具合は、今までの一般的な蛍光灯とかなり違うとのことです。僕たちはまだLEDの蛍光灯を経験していないので ここでは深く言及しませんが、LEDの蛍光灯を購入される場合は、この点にもご注意ください。
失敗してしまったときの裏ワザ
そんなこんなで、現状把握を怠り、それぞれの好みで購入してしまったがため、蛍光灯の色選びに大失敗してしまった我が家ですが、実際その後どうしたのかをお伝えします。
一言で言うと、色をミックスしました!!
昼光色と電球色を混ぜてみた
今回、僕が購入したのは、一番 白っぽく光の強い「昼光色(ちゅうこうしょく)」。一方、妻が購入したのは、一番 黄色みの強い「電球色(でんきゅうしょく)」でした。
「なんでこんなに好みや感覚が違うねん!?」って感じですが、夫婦とはそういうものなのでしょう。
「ならば、この違いを逆に活かせばええやん!」
となり、この2種類の蛍光灯を混ぜて設置したのです。

こんな風に、我が家は3本の蛍光灯を入れる形なので
- 外側と内側は「電球色」
- 真ん中は「昼光色」
というブレンド(?)で設置したのでした。
※よく見ると、メーカーも違うのはヒミツ。。。
混ぜ方を考えるのが楽しい♪
ぶっちゃけ、こうやって「蛍光灯の色を混ぜる」というのが正しいものかどうかはわかりません(^^;;
もしかしたら、電気の流れ方が変になってしまったり、目に何かしらの悪影響が出てしまうのかも……?とネガティブ思考な僕は考えてしまいます。
ですが、設置してから約半月。特に問題は起こっていません。
(2019年8月現在、1年半の月日が経ちましたが、問題なしです!)
それに何より、蛍光灯を設置するとき、「どんな風に色をミックスするか?」を夫婦で考えるのが楽しかったのです(*^^*)
「やっぱり、明るい方がいいから、『昼光色』が2本かなぁ?」
「あ。実際につけてみたら、明るすぎるね……」
「じゃあ、中の2つを『電球色』にして、外側を白くしよう!」
「……うーーん。これも違うみたい」
「よし! ならば思い切って、中だけ『昼光色』で!!」
という感じで、夫婦で話し合いながら、蛍光灯を何度も取り外したり設置したりしながら、お互いにとって最適の光り具合を探し当てたのでした。
まさに、夫婦の共同作業。
蛍光灯を無駄に多く買って出費は多くなってしまったものの、二人の絆が深まった瞬間でもあったのです。
あと、余った蛍光灯はそのままストックしておけるので、急に蛍光灯が切れたときの備えにもなります♪(←できるだけポジティブに考えようと努力中)
まとめ
以上、我が家の失敗経験をもとに、蛍光灯の色の種類と その選び方についてお話ししてきました。
もう一度ポイントを整理すると……
色の種類は?
主な蛍光灯の色の種類は、
- 「昼光色」(最も青白い)
- 「昼白色」(少し白っぽい)
- 「電球色」(オレンジっぽい)
の3種類。
失敗しない選び方は?
蛍光灯を新しく買うときは、まず現在の蛍光灯の色をチェック!
現状把握をして、そこを基準に購入する色をどうするか考える。
また、ワット数やサイズもチェック!
失敗したときの裏ワザは?
もし失敗してしまったら、「色を混ぜる」という方法もある。
自分たちに合ったブレンドを見つける作業が楽しい♪
となります。
今後のあなたの蛍光灯選びに、少しでもお役に立てれば幸いです。そして、ご家庭の中がより明るくなりますように!!
などを書かせていただいています。
(「農マド」と言いながら、農業やネット関係の記事は少なめです(^^;;)
あなたの人生にとってお役に立てる内容があるかもしれませんので、よかったらご覧ください。