映画館でポップコーンを食べる意味が、全くわかりませんでした。
だって、映画館は映画を見るところで、モノを食べる場所ではありませんから。
それに、ポップコーンみたいに量ばかり多くて、しかもパサパサしているものを、好んで食べる意味が理解不能です。
ですが、昨日、3才の娘と映画を観に行って、ポップコーンを食べる意味がめちゃくちゃわかったのです!
- ポップコーン、素晴らしい!
- ビバ! ポップコーン!!!!
という話を、今日は書いていきたいと思います。
3才児が映画を最後まで見られた!
昨日、3才の娘と映画を見てきました。
見たのは『ドラえもん』の映画(2018年)!
ただ、心配だったのは「3才の娘が最後まで見られるのか?」ということ。
このドラえもん映画はおよそ2時間(正確には108分)。
娘の今ままでの映画最高記録はプリキュア映画の70分だったので、2時間ずっと見続けられるのか不安だったのです。それに、プリキュア映画の70分でも、途中で席を降りて動き回って、落ち着き無かったので・・・。
ですがなんと! 今回は、2時間の長さも乗り切ることができました!!
それもこれも、ポップコーンのおかげです!!
ポップコーンをあると、長時間でも飽きずに座っていることができたのです。
映画館のポップコーンが意味不明でした
冒頭でお伝えしたとおり、僕はポップコーンが嫌いです。
というか、映画館で食べる意味が全く理解できません。
あんなの、食べたくなったら家で食べればいいし、映画館では映画だけを見ればいいのです。
ですが、今回、娘が「ポップコーン食べながら見る!」と激しく主張していました。
可愛い顔して強情な人で、自分のやりたいことがあると頑として曲げないので、ここは彼女の主張に従うことにしました。
ですので、僕としては渋々ポップコーンを買って、『ドラえもん』の上映される劇場の中へ入っていったのです。(しかも、娘の希望により、甘いキャラメル味で!)
食べてるのに減らない?!
で。席につくなり、娘はポップコーンを食べ始めました。
「おいおい。そんな勢いで食べてたら、映画が始まる前に無くなるやろ!?」というくらいバクバク食べます。
まだまだ食べ物の好き嫌いの激しい娘ですが、「好き!」「食べたい!」となったものは物凄いスピードで食べます。
ですので、せっかく買ったポップコーンも(やけに値段高いし!)、すぐに無くなってしまうと思ったのです。
……が、不思議なことに、手元のポップコーンの容器を見ていると、中身がほとんど減りません。むしろ、まだ容器の上にこんもりと山を作っている状態です。
「あれ? かなりのスピードで食べてるのに、なかなか減らないなぁ」
そして、僕はポップコーンが秘め持っていた驚愕の能力を知ることになるのです。
ポップコーンの特殊能力!
「あれれれ? ぜんぜん減らない!」
この頃には既に予告が終わり、『ドラえもん』の本編が始まっていました。
この間も、娘は止まることなくポップコーンを食べ続けています。
ですが、容器にはまだまだ中身が残っています。ようやく容器の上に盛り上がっていた山がなくなり、容器のフチから水平になったくらいの量になりました。
「おっと? これはもしや、映画の間ずっと食べ続けられるのは?」
そんなことに気づきました。
そう。ポップコーンの秘め持つ能力とは、「やたら体積が大きいゆえに食べても食べても減っていかない」ということ。
「そうか! だから、映画館ではポップコーンを食べるのか!」
男子37歳。この年齢にして、ようやく映画館でポップコーンの意味が腑に落ちたのです。
他にも「音が出にくい」という特色がありますが、この記事では“量”や“体積”に焦点を当てて話を進めていきます!
ポップコーンのおかげで映画を楽しめる!
つまり、どういうことかというと、「大量のポップコーンを食べながら観賞することで、身体的な疲れを感じずに映画を見続けることができる」ということです。
しかも、今回、娘と一緒に食べながら実感したのですが、ポップコーンってそこまでお腹が大きくならないんですね。
それもそのはず、ポップコーンはその名のとおり、トウモロコシの粒が熱で弾けて膨らんだものなので、内部の密度は高くありません。
「食べている」という感覚はしても、実際にお腹に入っている質量は小さいのです。
小粒で種皮が固いポップ種(爆裂種)のトウモロコシを乾燥させた粒を、油やバターをひいたフライパンなどで数分間炒り続けると、粒の中の水分が沸騰し膨張する圧力に耐えられなくなり、固い種皮が弾けてスポンジ状に膨張する。これがポップコーンである。
Wikipedia:ポップコーンより引用
とウィキペディアにあるように、スポンジ状の物質。
つまり、空気を食べているようなものなのです。
だから、ポップコーンは、
- 実際に食べる行動をするので、食欲が満たされる(気がする)
- だから、映画を見ながらじっとしている疲れが紛れる
- でも、実際にお腹は膨らまないから、まだまだ食べられる
- 結果、映画を長時間じっとして見ることができる
という効果を、映画の観客に与えることができます。
「おおーーー、ずっと食べ続けて、映画の後半に突入したーーーーーー!」
ポップコーンを食べながら『ドラえもん』に集中する娘の様子を見て、そんな大発見をしたのでした。
ありがとう、ポップコーン!
あ。でも、さすがのポップコーンも、1時間20分くらいで底をついてしまいました(^^;;
(スマホの電源を切っていて時間を確認できなかったので、あくまでも体感覚ですが)
大人1名と幼児1名というチームのため、さすがに1人前しか買っていませんでしたから。
でも、もし2人前を買っていたら、これは最後まで持っていたかもしれません。
とはいえ、1時間20分まで頑張ってくれただけでも大成功! もはや映画はクライマックスを迎えつつあるので、あとはラストスパートを切るのみです。
娘も座っていられなくなり、ウゴウゴと座席の下に降りたり、僕のヒザに乗ってきたりしましたが、残り30分くらいであれば余裕で乗り切れます。
「ありがとう、ポップコーン!」
「ぐっじょぶ、ポップコーン!!」
「君たちのおかげで、映画を最後まで観ることができるよ!」
「3才の娘は、2時間ものの映画を初めてクリアできるよ!」
そんなことを心のなかで叫びながら、のび太とドラえもんたちが頑張るクライマックスシーンを楽しんだのでした♪
まとめ
こんな感じで、もともと映画館のポップコーンに否定的だった僕が、今回の出来事で見事に“ポップコーンファン”になりました。
映画館でポップコーンが売られる意味が、ようやくわかりました!
もう一度ポイントを整理すると・・・
- 映画館で売られているポップコーンは量がとても多いため、長時間食べ続けることができる
- ただし、体積の割に密度が低いので、実際にお腹に入る質量は少ない
- だから、すぐにはお腹がいっぱいにならず、食べる行為が持続する
(しかも、食べるときに音が立ちにくいので、周囲の迷惑にもならない) - 「座ったまま映画を観る」という行為は、そのままだと体への負担が大きいが、ポップコーンを食べながらだと気が紛れる
- 結果、ポップコーンを食べることで、長時間の映画でも楽しむことができる
となります。
とはいえ、これはあくまでも、僕たち親子が体験した個人的な“効果”に過ぎません。
きっとあなたにも、あなたなりのポップコーンの効果や意味があるのだと思います。
もしよかったら、映画館でポップコーンを買ってみて、どんなことになるか試してくださいね(^-^)
などを書かせていただいています。
(「農マド」と言いながら、農業やネット関係の記事は少なめです(^^;;)
あなたの人生にとってお役に立てる内容があるかもしれませんので、よかったらご覧ください。