「子どもの面倒見ながら仕事するって難しいーーーー!」
と実感しております(T-T)
妻がいないので……
こんにちは! 「農マドワーカー」の泉林です。
大阪の郊外で田んぼをしながらネットの仕事をしています。ですが、僕にはもう一つの顔があります。
それは主夫。
僕の妻は海外旅行の添乗員をしており、1〜2ヶ月に1回のペースで海外に出張します。いつもは3歳の娘の世話を妻がしてくれているのですが、そのタイミングでは無理になるので、僕が育児担当になります。当然ながら、家事全般もするので、妻が海外出張中は「主夫」のモードになるのです。
で。現在がまさに「主夫モード」の真っ最中。妻が来週末までイスラエルのツアーへ行くので、それまでの期間、育児と家事は僕が全責任を負います。
ただ、有難いことに、この間にもネット関連のお仕事をいただいておりまして、それもこなしていかねばなりません。
ですが、今日感じたのは「仕事が忙しいときに育児との両立をどないしたらええねん!?」ということ。
今まさに大きな壁が立ちふさがっているのです。
仕事と育児の両立から起こる悪循環
一昨日まで、僕は稲刈りに奮闘しておりました。今年の稲刈りは地面の状態が悪く、例年よりも大変だったため、かなり疲れました。
そして、その疲れは2日経った今も残っていたようで……。今日は寝坊をしてしまいました。
妻が不在で主夫モードのときは、仕事をこなすために早起きします。だいたい朝4時半くらいに起きるのですが、昨日と今日は体が言うことを効かず、6時くらいになってしまいました。
ここでもう1時間半のロスです。
ですが、こうやってロスが生じると、あとの仕事の時間が削られるわけで、そうすると睡眠時間が削られるわけで……さらに疲れを生んでしまいます。
しかも、子どもと一緒にいる時間は削れないというか、子どもが活動している間は、そばについていないといけないわけで、そこでは仕事はできません。
(保育園に預ければ別なのですが、我が家は定期的に保育園を利用していないので、一時保育を予約する必要があります。ですが、一時保育の予約は確か10日前までなので、状況が読めないというジレンマが……)
つまり、育児と仕事を両立していると、仕事が忙しくなった場合、その時間の確保が難しく、更に疲れが溜まり、どんどん悪循環に陥ってしまうのです。
この悪循環を断ち切らねばなりません。
仕事と育児を両立させるためには?
そんな悪循環を断ち切るにはどうすればいいか? 今日そんなことを考えて、思いついたのは……
- 家事のどれかを削る
- 人を頼る
- 子どもを信じる
の3つです。
まだまだアイディアのレベルですが、それぞれに説明していきます!
①家事のどれかを削る
これは当然と言えば当然かもしれません。普段やっている家事のうち、どれか一つを削ります。
実際に今日、僕は掃除をサボりました。……いやいや、削りました!
そうです。決してサボったわけではないのです。状況から見て、掃除をするより他のことに時間を宛てた方が効率的だと判断し、「掃除はしない」と決断しました。
普段、僕は朝起きてから、夜のうちに洗濯機にかけていた洗濯物を干し、その後で部屋に掃除機をかけます。
ですが、起きた時点で「1時間半のロス」ということがわかったので、その分をどれかで取り戻さなければなりません。洗濯物はすでに洗い終わっていたので、そのまま洗濯機に放置するわけにはいかず、削減対象になったのは掃除でした。掃除はいつも約30分かかるので、その時間分を取り戻そうとしたのです。
結果、その時間を使って、依頼されていた仕事をこなし、その後に娘を起こして朝ごはんとなりました。
ここでポイントになるのは、「サボる」ではないということです。「サボる」とは「怠ける」と同義で、「物事を真面目に行わない」ということ。真剣さに欠ける状態を言います。
ですが、ここでお伝えしたいのは、家事を削るにしても「真剣に判断する」ということ。決して「真面目に行わない」のではなく、むしろ真剣に状況を把握して、効率的な判断をする。これが大切なのです。
これは言い訳ではないですよ! ……はい、心に誓って言い訳ではありません。…………多分。
②人を頼る
これも当たり前に思われるかもしれません。ですが、けっこう大事だと思います!
いま仕事をたくさん抱えている場合、それにばかり視点が行って、仕事を誰かに任せる発想になりにくいもの。また、そうやって視野が狭くなると、家事や育児の面で誰かに頼るという考えも浮かびにくいです。
ですから、忙しいときこそ「誰かに頼れないかな?」という意識を持つことが大切なのです。
今回僕は、お客様に頼りました。「頼った」というより「甘えた」とも言えるかもしれません。ご依頼を5日ほど前にいただいていたのですが、その頃は稲刈りが忙しかったこともあり、しかも妻が出張して忙しくなるのが明らかだったこともあり、「すみません……しばらく待っていただけますか?」とお願いしていました。
客観的には当たり前に見えるかもしれませんが、自分の主義として「頼まれた仕事は最短最速かつ最高レベルでお返しする」という風に考えています。だから、「しばらく待ってもらう」とお願いするのは、かなり勇気のいることだったのです。
もちろん、お客様がお急ぎの場合はそうはいかないのですが、逆に慌てて仕事をしてクオリティを下げてもいけません。ですから、お客様にしっかりと状況をお伝えして、お客様のお声もお聞きして、お待ちいただくようにしました。
こちらを読んでいらっしゃるということは、あなたもご自身のお仕事にこだわりを持っていらっしゃるかもしれません。ですが、それが返って自分自身の首を締めたり、更に結果として仕事の質を下げてしまう可能性もあります。
ですから、状況が許すなら、積極的に人に頼るということが必要だと思うのです。
あ。あと、子どもを誰かに預けるというのも大きな解決策ですね。我が家は僕の母が協力してくれるので、お願いすることがよくあります。また、事前に状況が読めるなら、保育園の一時預かりも利用したいですね。
③子どもを信じる
そして最後は、「子どもを信じる」ということです。これだけではわかりにくいと思うので、具体的なエピソードでお話すると……
僕と娘が二人でいるときは、よく室内型のキッズスペースというか、ゲームや遊具が揃った小さな遊園地に行くことが多いです。そんなとき、今まではずっと付きっ切りでした。
けれどそれでは、こちらの手が当然ながら塞がってしまいます。しかも、子ども自身も自由に遊びたいと考えているかもしれません。
そこで今日は思い切って、僕はスペースの外にいて娘が遊ぶのを遠くから見守る作戦に出たのです。
正直なところ、めっちゃ不安になりました。「走り回ってケガをしないかな?」とか「他のお子さんに迷惑をかけないかな?」とか「いつの間にか、いなくならないかな?」とか……。
ですが、そんな不安に耐えながら見ていると、子どもはいつもより生き生きとした笑顔を見せてくれ、他のお子さんともしっかりコミュニケーションしながら遊んでいました。
「そうか……僕は余計な心配をしていたんだな」
「僕が思っているより、この子はずっと大人なんだ」
ということに気づいたんです。
そうやって子どもを信じて、子どもの自由にさせることで、僕にも良いことが起こりました。子どもが一人で遊んでくれるので、僕も自由に時間を使えるようになったのです。
もちろん、キッズスペースの外から見守る必要はあるのですが、手は空くので、今こうやってブログを書くことができています。
(結果、「1時間半のロス」のうち、残り1時間を取り戻しました!)
こんな風に、子どもを信じること。そうやって、いつもは親が手をかけていたことを辞めてみること。
そうすると意外と時間をつくれたりするのです!
(ということに、今日、気づきました(^^;;)
自分自身を許す
いかがでしたでしょうか? 今日ふと思いついたことではありますが、仕事が忙しい時に子育てを両立するためのポイントをまとめてみました。
もう一度整理すると……
- 家事のどれかを削る
(「サボる」のではなく、真剣に合理的に判断する) - 人を頼る
(仕事を抱えると視野が狭くなりがちなので、意識的に視野を広げる) - 子どもを信じる
(子ども自身も自由になりたいかもしれない。いつも頑張っていたことを手放してみる)
ということになります。
これらをまとめると、「自分自身を許す」ということになるでしょう。
- 家事はきちんとやらないといけない
→少しは削っても大丈夫! - 自分で責任を持ってやらないといけない
→独りで抱えすぎず、人に甘えてもいい♪ - 子どものことはしっかり見守らねばならない
→子どもは予想外に成長していて、親がすべきことって実は少ない
という風に、今まで自分が「しないといけない」と思っていたものを無くすことだとも言えるのです。
これから自分自身で検証していきますが、あなたにとってもご参考になるところがあれば嬉しいです(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!