「好きなことをとことんやろう!(……かな?)」
と思っています。
最後の(……かな?)は、少し不安があるからです。
いえ。少しどころではないですね。めっちゃ不安です。
でも、不安だからこそ、「自分の好きなことを優先する」にチャレンジしたいのです。
好きなこと否定派でしたが……
ブログへのご来訪、ありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです。
大阪の郊外で無農薬・無肥料の田んぼをしながら、インターネット関連の仕事をしています。
このブログでは、今まで“好きなこと”や“やりたいこと”について色々書いて来ました。
これらをご覧いただければわかるように、僕はどちらかというと「“好きなこと”否定派」です。
いえ。もっと正確に言うと……
- 「好きなこと」や「やりたいこと」はもちろん大事なんだけど、それだけじゃダメだよね?
- 「やらなければならないこと」や「やるべきこと」も大事だよね!
- 「好きなこと」と「やるべきこと」のバランスを取るのが大事だよね!
(理想は「好きなこと」と「やるべきこと」が一致すること)
という感じです。
ですが、最近は「なんかもう、好きなことだけを優先してやるのが良いんじゃない?」という風に思うようになったのです。
好きなことを優先していいんじゃない?
「これまた極端に振り切ったな」と自分でも思ったりしますが、今までの考えと一応ちゃんと繋がっています。
「好きなことを優先するのが良い!」と思うようになったのは、やっぱり“好きなこと”を楽しんでいないと、「やるべきこと」や「やらなければならないこと」ができないからです。

↑こちらの記事に詳しく書きましたが、やっぱり“好きなこと”をしていないと、自分自身の心と体の健康が保てず、結果、「やるべきこと」も出来なくなってしまうんですよね。
世間一般では「やるべきことが最初」「好きなことは後回し」という考え方が多いですが、ここは順番が逆だと思うのです。
そして、僕が今回「好きなことを優先しよう!(……かな?)」と思うようになったのは、もう一つ大きな理由があります。
それは、過去の自分の経験です。
好きなことを優先するのが良いタイプ
ふと幼少時代から社会人になるまでの自分を振り返ってみました。
そうしたら、“好きなこと”をとことんやっていた方が良い結果になることが多かったのです。
“好きなこと”をすると「良い結果」になった
「良い結果」というのは、「テストで良い点数を取る」とか「部活の大会で良い成績を残す」とか「たくさんの評価を得る」とかですね。
勉強であれば、「この教科、好き!」と思ってのめり込んだら、自然とテストで100点近くなりました。
中学・高校と僕は水泳部でしたが、「クロールのフォームを綺麗にしたい!」と泳ぎ方に意識を集中していたら、スピードまで速くなりました。
また、高校時代は合唱部にもいたのですが、「とにかく歌うのが好き」もっと言うと「発声練習が好き!」と思って練習していたら、コンクールで上位になったりしました。
「良い結果」を求めると失敗した
一方で、先に「良い結果」を求めると、ほとんど失敗しました。
「今度のテストでは学年ランキングで上位になる!」と決めて勉強を頑張ろうとすると、たいがい途中で続かなくなりました。
大学受験のときも一度そんな感じで失敗して浪人になっています。
また、「水泳の大会で上位になって、より大きな大会に出よう!」と部活に取り組むと、結局 良い成績が残せずに終わってしまうことになりました。
あるいは、大学時代の僕は声優になりたくて養成所に通って、声優プロダクションの仮所属まで行ったのですが、「これを仕事にしよう!」「生計を立てよう!」と思った瞬間、うまくいかなくなり挫折しました……orz
つまり、何らかの結果を求めたり目標を設定して、「それに向かって頑張らねば」となると、途端にダメになってしまうタイプなのです。
「目標設定や逆算思考が苦手」と言えるかもしれません。
目標設定は本当に大事なのか?
この「目標設定が苦手」というのは、以前にも書かせていただきました。

要約すると、「人には、事前に目標を設定するのが得意なタイプと、逆に目標を決めず臨機応変に進むのが得意なタイプがある」という内容です。
で。これまで読んでいただいて明らかなように、僕は「目標を決めずに進むのが得意なタイプ」です。
目標設定が重視される世の中
ただ、世間一般的には「目標設定が大事」と言われます。
特に、社会に出て働くと、目標ありきで話が進みますよね? 「今期の業績目標は〜〜〜」とか「今月は売上を○%上昇させよう!」とか「一人あたりのノルマは○○万円だ」とか。
で。そうすると、その目標を達成するために
- ○月○日までに、この仕事を完了せねばならない
- ○○年には、売上が○○円の水準に達していなければ
といったように、「やるべきこと」や「やらなければならないこと」が出てきます。
ですので、世間一般的にも「やるべきこと」「やらねばならないこと」が大事だ、という考えが広まっているわけです。
目標設定でダメになる人もいる
もちろん、この考えが合っている人もいます。
先ほども言ったように、目標設定が得意なタイプの人もいるので、そういう人は「やるべきこと」「やらねばならないこと」があると燃えるでしょう。そして、良い結果を残すことができるしょう。
ですが、目標設定が苦手なタイプは、これをすると逆にパフォーマンスが悪くなります。そのため、良い結果に辿り着くこともできなくなってしまうのです……。
世間の考え方から抜け出せ!
ですが、僕も色々と社会経験を積んできたので、目標設定ができないわけではありません。
目標を設定して、そこへ辿り着くための逆算思考をして、「○月○日までにコレをする」といった行動ができないわけではありません。
むしろ、仕事をしていると、他の人との関係や納期や締切もあるので、目標設定と逆算思考で動くことの方が多いです。
というか、そういう習慣や働き方が身についたがために、最初にお伝えした「“好きなこと”だけじゃダメだよね」「“やるべきこと”も大事だよね」という考えに至ったのだと思います。
ですが、学生時代や子供の頃まで遡ってみると、どう考えても、目標設定をしないほうが僕は上手くいくタイプなのです。
「やらねばならないこと」で燃えるタイプではないのです。
“好きなこと”をとことん優先した方が、結果的にも上手くいく人間なのです!
実はこれは、自分の過去からだけ言えることではないのです。
ここ数年、自分の生き方や働き方に迷って鑑定を受けたことがありました。その結果でも、僕は「好きなことをするのが向いている」タイプだったのです。
興味深いのは、異なる鑑定手法でも同じ結果になったこと。
一つは西洋占星術を元にした鑑定でしたが、そこでは「好きなことをして下さい」と言われました。
そしてもう一方、東洋の四柱推命をベースにした鑑定でも「好きなことをするのが向いている」という鑑定結果だったのです。
今回は詳しく触れませんが、自分のタイプを見極めるときに、こういった鑑定を利用するのも一つの手です♪
最後に(不安で怖いですが……)
とはいえ、こう気づいたとしても、「好きなことをとことんやろう!」と思い切るのは怖いです(T-T)
今まで身についてしまった習慣や考え方を捨てねばならないので、めっちゃ不安です。
怖いです・・・。
それゆえに、「好きなことをとことんやろう!(……かな?)」と(……かな?)がくっついてしまいます(T T)(T T)(T T)
ただ、不安や恐怖を感じる方向って、実は自分が成長する可能性があるってことなんですよね。何も興味や可能性がないところなら、人は不安すら抱かないですから。
それに、いま自分で取り組んでいる農業もネットの仕事も、まだまだ満足できるレベルには達していないので、ここの殻を破るためにも怖い方向へ進んでみたいと思います。
そんなわけで、
「とことん好きなことをやろう!」
と、(……かな?)を消して、今回のブログを締めたいと思います。
もしあなたが現状や過去を振り返ってみて、「やらなければならないこと」で上手くいっていなかったなら、一緒に“好きなこと”をとことん楽しみませんか?
たとえ怖くても、その先に開ける未来があるかもしれません(^^)
この記事が何かしらのヒントになれば、とっても嬉しいです!!