こんにちは! 「農マドワーカー」の泉林です(^^)
大阪の郊外で小さくお米作りをしながらネット関連の活動をしています……
が、今日はなんと、東京に来ております♪
昨日の夜、大阪を発って夜行バスで東京駅に到着したのです。
「えー? 夜行バスって大変ですね……」
「疲れませんか? せっかくの旅なのに動きにくくなりませんか?」
とよく言われるのですが、全然そうはなりません!
むしろ新幹線や飛行機の方が疲れます。夜行バスの方が断然いいです。
「夜行バス万歳!」って感じです。
そんなわけで、僕が感じる夜行バスの素晴らしさを書いていきたいと思います(^^)
夜行バスの方が疲れない
まず、「新幹線や飛行機の方が良いのでは?」という疑問があるかと思うのですが、これに関しては真っ向から否定させていただきます!
僕は新幹線や飛行機の方が疲れます!!!!
大阪から東京まで新幹線で来た日には、その日1日は頭がクラクラして活動できなくなります……。
もちろん、これは個人的な体質や好みによるものなんでしょうけれど、僕は三半規管が弱いのか、高速で移動する乗り物に乗ると、その揺れで大きなダメージを負ってしまうんです。
「そんなん、バスの方が揺れるやん?」
と思われるかもしれませんが、バスのような揺れは大丈夫なんです。
バスは、そのエンジンの振動が車体全体に伝わりやすかったり、道路のデコボコの揺れもダイレクトに伝わって来ます。
そういったハッキリとわかる揺れは、ぜんぜん大丈夫なんです。むしろ、それくらい揺れがある方が眠りやすく、快適に過ごせます。
ですが、新幹線や飛行機の揺れって……ビミョーです。
なんか揺れてるのか揺れてないのかよくわからないような振動であり、時々、ふわぁ〜〜〜〜〜〜って体が浮くような感覚になります。
特に新幹線なんか、地面に接して走っているはずなのに、その地面からの振動が伝わってこなくて、逆に異様に感じてしまいます。
そういった不自然で微妙な揺れのため、僕は飛行機やバスに乗ると、頭がクラクラしてしまうんです。
しかも、それは単なる「乗り物酔い」とも違って、頭部にボクシング選手のパンチをゆっくり受け続けたような、けれど強烈に芯まで響いてくるような……そんなダメージを受けてしまいます。
ですので、飛行機や新幹線で移動するとそのダメージが残り、その日の活動が停滞してしまうのです。
夜行バスの良いところ
そんな事情から、僕は夜行バスを断然オススメしています。
長距離移動のときは特に理由がない限り、夜行バスを好んで選びます。
(ただし、家族旅行など他の人と移動する場合は、飛行機や新幹線に乗ります。あと、夜行バスが少ない路線とかも)
けれど、これだとあくまで個人的な事情になってしまうので、夜行バスの良いところ挙げます!
- 移動時間を節約できる
- 料金が安い!
- グレードの高いバスは超快適!!
という3つのポイントなのですが、詳しく説明していきますね(^^)
①移動時間を節約できる
まず一つ目の「時間を節約できる」ですが、やはり夜の間に移動するので、日中の時間を多く確保できます。
本来であれば夜眠っている時間帯に移動時間を持ってくることで、目的地には朝に到着。その日1日をフルに活動に使えます。
旅行であれば、それだけ好きなプランを組み込めますし、現地で素敵な場所を見つけることも多いですから、そんなとき自由に使える時間が増えます。
つまり、仕事にしてもレジャーにしても、時間の有効活用ができるというわけですね。
ただし、小さなお子様がいらっしゃる場合の家族旅行には使えないと思います(^^; 我が家にも3歳の娘がいますが、子どもの体調を考えると長時間の移動となる夜行バスには乗れません。また、バス内で子どもが騒いでしまうと、他の乗客の皆さんのご迷惑にもなってしまうので、その点からも控えています。
(あと、妻が「飛行機大好き!」な人間というのもあります。個人的には、家族で夜行バスに一緒に乗りたいんですけどね……(^^;;)
②料金が安い!
これは言わずもがなですね。新幹線や飛行機に比べて、圧倒的に料金が安くなります。
最近はLCCも登場して飛行機も乗りやすくなったのですが、やはり夜行バスの料金には敵わないのではないでしょうか。
(あと、空港は都市部から離れてしまうので、結局、交通が不便……という点もあります)
東京〜大阪を見てみると、最安のバス料金は3,000〜4,000円です。
僕はJRバスを好んで利用するのですが、一番安い「青春エコドリーム号」はネットや早期割引を使えば「3,500円〜」となっています。
(ただし、乗車する時期によって料金は変わります)
ただ、こういった激安プランだとシートが狭くなるし、隣の人との密着度が高くなってしまいます(^^;
なので、隣の人を気にせず乗れる3列シートが個人的にはオススメなのですが、新幹線の料金に比べればとっても安いです。
3列シートの片道料金は7,000円〜8,000円くらい。
新大阪〜東京の新幹線(のぞみ)の料金は13,000円を超えるので、およそ5,000円は安くなる計算ですね。これは片道なので往復であれば1万円が節約できることになります。
ただし、いま調べてみたところ、新幹線の料金にも割引制度がたくさん出ているみたいで、ネットで早く予約すれば2000円くらい安くなったりするみたいですね! こうなると、「どれだけネットを活用するか?」や「どれだけ情報を収集するか?」がとっても大事な時代になったと言えますね。
③グレードの高いバスは超快適!!
そしてそして、夜行バスの最大の特徴は、自分の予算に合わせてプランを選べるというところです。
先ほど東京〜大阪の最安は3,000円〜4,000円と書きましたが、一番高いプランになると11,000円〜14,000円になって来ます。
最近ではさらにハイランクのプランも出ていて18,000円のものもあるようです。これだと新幹線の料金よりも高いくらいですね(^^;
ですが、高いには高いなりの理由があって、ハイランクのプランはめっちゃ快適なんです!!
僕は12,000円くらいのバスに乗ったことがありますが、横並びが2列だけのシートでお隣との距離が遠く、しかも後ろのシートとのスペースも確保されています。
つまり、横幅も広々としているし、後ろにもシートを倒し放題なんです!
だから、とってもとっても快適でした♪ 走っていることに気づかなくらいグッスリ眠って、いつの間にか東京に着いていました。
とはいえ、毎回そんな高いバスに乗っていたらお財布に優しくないので、一番よく乗るのは7,000〜8,000円のプランです。
それでも、しっかりシートを倒せますし、お隣とのスペースもあるので、ゆったり眠りながら過ごすことができます。
こんな風に、自分の予算や好みに合わせてグレードを選べるところも、夜行バスの隠れた楽しみと言えるでしょう(^-^)
夜行バスを乗りこなす秘訣
とはいえ、「やっぱり長時間の移動は疲れるよー」「ゆっくり眠れないんじゃない?」というお声が聞こえて来そうです。
そこで、最大の秘訣をお伝えします!
夜行バスに乗る最大の秘訣……それは、慣れです。
たくさんたくさん夜行バスに乗れば、それだけ夜行バスを快適に過ごせます!!
「なんやねん、それーーーーーー!!」
「ぜんぜん“秘訣”じゃない!!」
となられるかもしれませんが、ちょっと待って下さい。
ことわざにも「習うより慣れろ」という言葉があります。他にもスポーツや芸術にしても、情報を読んだり話を聞いただけでは全く身につけません。
必ず実践と繰り返しが伴って、その良さがわかってくるものなのです。
ちょっと乱暴に聞こえるかもしれませんが、実際に僕自身の経験でもそう感じています。
実は僕は、結婚する前、妻とは遠距離恋愛をしていました。妻は東京、僕は大阪に住んでいたので、東京〜大阪をよく移動していたのです。
そして、その移動には節約のために夜行バスを選びました。
正直なところ、最初の1回〜2回くらいはしんどかったです(- -;;
お尻は痛くなるし、上手く態勢が取れずに首が痛くなったり……。当時は新幹線の方がラクだと思っていたくらいです。
けれど、3回目あたりから夜行バスに乗るのがどんどんラクになって行ったのです。
お尻が痛くならないようにシートと背中の間にタオルを置いてみたり、快適に眠れるように息で膨らませる枕を使ってみたり、色々と工夫をしました。
すると、バスに乗ることが苦痛ではなくなり、今ではそういった工夫アイテムが無くても平気で乗れるようになったのです。
そして逆に、先ほどお伝えしたように、新幹線や飛行機がどんどん苦手になっていきました(^^;;
これは僕の特殊ケースかもしれませんが、たくさん乗ることで自分なりのコツを掴んでいくというのは、どんな人にも当てはまることだと思います。
ですので、長距離の移動が多い方は、ぜひ夜行バスを活用してご自身なりの乗り方を探してみてください!
個人個人の好きな移動方法を!
いかがでしたでしょうか?
かなり主観を入れながら、夜行バスの素晴らしさをお話しして来ましたが、実は僕の言いたいことは「夜行バスに乗りましょう!」ということではありません。
本当に言いたいのは、「常識を疑いましょう!」ということです。
これまで長距離の移動といえば、特に東京〜大阪の移動といえば、新幹線がスタンダードでした。
お仕事で利用されている人にとっては、これが「当たり前」だったと思います。
ですが、時代は変わりました。
夜行バスでも十分なメリットがありますし、新幹線と変わらないくらいのプランも出ています。
逆に、新幹線も安い予約方法が登場したり、LCCの登場で飛行機も利用しやすくなりました。
つまり、自分の好みや状況によって交通手段を選択する時代になった、ということです。
ここにはもう「スタンダード」や「当たり前」といったものは存在しません。個人ひとりひとりが自分の意思で移動手段を選択するのです。
これは移動手段だけでなく、人生そのものがそんな時代になっているように思います。

↑こちらの記事にも書きましたが、一人一人が自分の意志と思考によって生き方を選択する時代なのです。
今の交通手段も、それを象徴しているように思います。
ですので、あなたもご自身にあった交通手段を、そしてご自身にあった生き方を選択していただければ嬉しいです。
そして、この記事を読んで夜行バスに興味を持っていただけたなら、もっと嬉しいです(*^^*)
などを書かせていただいています。
(「農マド」と言いながら、農業やネット関係の記事は少なめです(^^;;)
あなたの人生にとってお役に立てる内容があるかもしれませんので、よかったらご覧ください。