妻に怒られました。
理由は、僕がお味噌汁を作ったから・・・。
「え? それって、喜ばれることなんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、そうではなかったのです(T-T)
いえ。僕としても「喜んでもらえるはず!」と思って、味噌汁を作りました。
ですが、それは“余計なお世話”であり“勘違い”だったようで、逆に妻を怒らせてしまったのです……orz
ですから、改めてこんな風に感じています。
夫が「妻のため」と思ってやる行動は、的外れになることが多い
……と。
そして、ここからがもっと重要なのですが、
そうやって自分の「妻のため」が的外れになったとしても、素直にその事実を受け入れる
ということです。
自分の意志がどうだったかは関係ありません。あくまでも女性の意志・意見を尊重するのです。
つまり、夫は妻に対して絶対服従なのです。
妻を怒らせた原因は味噌汁を作ったこと
ブログへのご来訪ありがとうございます! 「農マドワーカー」のいずばやしです。
昨日、体調を崩してしまいました・・・。
久しぶりに体が思うように動かなくなり、家事も仕事もできず布団に寝るだけの状態になったのです。
ですが、夕方近くになって随分回復し、そこから少しずつ普段の動きを取り戻しました。
そして、晩ごはんのため、お味噌汁を作り始めました。
ですが、先ほどお伝えしたように、このお味噌汁作りが妻を怒らせる原因になってしまうのです……。
外出先の妻がお惣菜を買ってくれて
この日、妻は以前から約束していた用事があり、大阪の中心部へ外出していました。
そして、その用事が終わって帰る頃に、こんなLINEをくれました。

どうやら晩ごはんのために、
- うおそうめん
- うまき
- からあげ
という3種類のお惣菜を買ってくれたとのこと。
そして、「うおそうめんは主食なのかオカズなのか?」という議論も交えつつ……

こんな風に、僕がご飯を炊くことになりました。
LINEの会話をご覧いただければおわかりのように、この時までは非常に平和でした。
ですが、この後、僕の中である一つの疑問が生まれるのです。
野菜と汁物も欲しいと思ったので
「あれ? これだと栄養かたよらない?」
そんなことを思いました。
妻が買ってくれたという「うおそうめん」「うまき」「からあげ」の3点は、いずれもタンパク質のおかずです。
しかも、どれもが動物性タンパク質・・・

↑こちらの記事に書いたとおり、まさに「妻は肉食系、夫は草食系」を示すものです。
ですが、草食系の夫としては、ここで湧き上がる想いがありました。
「野菜も食べたい!」
「てゆーか、汁ものも欲しい!」
……と。
そこで、体力も回復していたこともあって、冷蔵庫に残っていたニンジンとダイコンを使って、野菜たっぷりのお味噌汁を作り始めたのでした。
妻のために味噌汁を作る喜び!
お味噌汁を作りながら、僕の心はルンルンでした。
ようやく体調が回復したこともあり、家族のためにご飯を作れるのが嬉しかったのです。
そして何より、“妻のため”に動けているという喜びもありました。
- 妻が買ってくれたお惣菜に合わせて、ナイスな味噌汁を作れている!
- しかも、野菜たっぷりで家族の健康のためにもなる!
- これはきっと、妻も喜んでくれるはず!!
- 嗚呼! 僕はなんて良い夫なのだろう!!
みたいな感じで、「自分に酔う」くらいのレベルまで気分が高まってしまったのです。
こんな浅はかな考えと行動が、後で悲劇を生むとも知らずに・・・。
なんで味噌汁なんて作ったの?
帰宅した妻は、僕が作ったお味噌汁を見てビックリしたようでした。そして、「ありがとう」とも言ってくれました。
ですが、その表情にはどこか影がありました。
そのまま娘も交えて、家族3人で平和に美味しくご飯を食べたのですが、食事の後しばらく経ってからのこと。娘が一人遊びに夢中になり、妻と僕の二人きりになったとき、妻がこんな風に言ったのです・・・
その表情からは、彼女のチャームポイントであるニコニコ笑顔が消えてしまっていました。
“余計なこと”をしていた夫
※妻はお惣菜だけではなく、帰る途中のスーパーでキュウリも買い足していたのでした
・・・余計なこと。
そう。僕は余計なことをしてしまっていたのです。
「これは、家族のためになることだ!」
「妻もきっと喜んでくれるはず!」
「僕はなんて良い夫なんだ♡」
と思ってやっていたのですが、完全に“余計なお世話”をしてしまったのでした……orz
いえ。これは今回に限った話ではありません。今までにも、「家族のためになる!」「妻が喜んでくれるはず!」と思ってやってことが、逆効果になることは多々ありました。
つまり、ここからどういう法則が導き出せるかというと、
- 男が「家族のため」「妻のため」と思って取る行動は、的外れになることがある
- というか、むしろ“余計なこと”になる可能性が高い
- だから、自分の行動が“的外れ”や“余計なこと”になったら、男性は素直にその事実を受け入れるべし
- もちろん、「家族のため」「妻のため」という気持ちは大切なのだけれど、その場合は否定される覚悟を持つべし!
ということになるのです。
怒る妻には絶対服従!
ですが、妻も僕の行動に対して、何の理由もなく怒ったわけではありません。
と言った僕に対し、妻は・・・
単に、ゆっくりしてて欲しかっただけだもん!!
こんな風に言ってくれました。
そう。そうなんです。
妻は、僕の体調が悪いことを気遣い、余計な動きを取らせたくなかっただけだったのです。
だから、彼女なりに一生懸命に考えて、色々とお惣菜や野菜を買い揃えてくれたのでした。
それに気づかず、「僕はなんて良い夫なんだろう♪」と鼻高々に味噌汁を作っていた僕は、なんておバカなんでしょう!
もっとちゃんと休んでおくべきでした
はい。こんな感じで、もはや妻に対し反論すべき余地はありません。
ここはもう、妻の意志と意見を尊重し、従うよりほかありません。
怒った妻には絶対服従なのです。
……と、なんとか事態は収拾いたしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あくまでも我が家の出来事をお話しして来ましたが、多くのご家庭でも似たようなことが起こるのではないでしょうか?
- 夫が「妻のため」「家族のため」と思ってやる行動には、“的外れ”や“余計なこと”が多い。
- もちろん、その気持ちは大切なのだけれど、妻の意にそぐわない結果になることを覚悟しておく。
- もし妻の気分を害したり怒らせてしまったら、その意志と意見を徹底的に尊重する。
- 怒った妻に対しては、夫は絶対服従の姿勢で接する。
といったことが、夫婦ゲンカになりかけたときの心構えだと思うのです(特に男性にとって)。
あなたのご家庭の夫婦円満のために、少しでもご参考になれば幸いです(^-^)